オーストラリアに敗れ順位決定予備戦(1-8位)F組を4位で通過 第18回アジア男子選手権大会
イランのテヘランで行われている第18回アジア男子選手権大会の大会5日目が8月4日(火)に行われました。1次リーグ戦D組を2勝1敗の2位で通過した全日本男子チーム・龍神NIPPONは、同リーグ戦B組を2位で通過したオーストラリアと順位決定予備戦F組の2試合目を戦いました。第1セットを先取しますが、第2、3セットを立て続けに落とします。第4セットもオーストラリアの勢いの前に失い、セットカウント1-3(25-23、21-25、23-25、21-25)で敗れました。
第1セット、序盤は拮抗したゲーム展開となり7-8で折り返します。2メートル以上の選手を4人揃えたオーストラリアに対し、日本はブロックリバウンドで粘り10-9とリードします。柳田将洋選手(サントリーサンバーズ)や清水邦広選手(パナソニックパンサーズ)のスパイクが決まり16-13と点差を広げ後半に突入します。その後は清水選手にボールを集め得点を重ねると、最後は山内晶大選手(愛知学院大学4年)のスパイクポイントで25-23と第1セットを先取します。 第2セット、前半は接戦となり、14-16で後半を迎えます。その後日本も清水選手のブロックや浅野博亮選手(ジェイテクトSTINGS)のセンターからの時間差攻撃で17-17の同点に追い付きますが、終盤に入ると身長212センチのトーマス・エドガーにボール集め出したオーストラリアが21-25で第2セットを落とします。第3セット、序盤から両チームともサイドアウトを奪い合い14-16で後半を迎えます。その後柳田選手のセンターからの時間差攻撃で18-18の同点とし、終盤は1点を争う攻防となりますが、最後はオーストラリアに押し切られ23-25で落とします。第4セット、序盤からオーストラリアのペースで試合は進みます。山内選手と栗山雅史選手(サントリーサンバーズ)がエドガーのスパイクを連続ブロックし12-12の同点とします。このまま勢いに乗りたい日本でしたが、スパイクミスや相手のブロックポイントなどで14-16とリードを奪われると、その後は次第にオーストラリアの流れとなり、日本の追い上げも及ばず21-25で第4セットを落としました。
この日行われた順位決定予備戦(1-8位)F組のその他の試合では、中国がカタールにフルセット(25-17、25-16、17-25、25-19、15-10)で勝利しています。
龍神NIPPONは次戦、日本時間8月6日(木)17:30より、順位決定予備戦(E組)1位の韓国とクウォーターファイナルラウンド(1-8位)を戦います。引き続き、龍神NIPPONへのご声援をお願いいたします!