龍神NIPPON、3大会ぶり8回目のアジア男子選手権制覇!
第18回アジア男子選手権大会が8月8日(土)、イランのテヘランで大会最終日を迎えました。7日(金)にカタールを下し、決勝戦進出を果たした全日本男子チーム・龍神NIPPONは、大会3連覇を目指すイランと対戦。地元・イランを後押しする大声援が響き渡る中、セットカウント3-1(25-17、25-22、18-25、25-22)で勝利し、2009年の第15回大会以来8回目となる本大会優勝を果たしました!
第1セット、序盤の接戦から鈴木寛史選手(サントリーサンバーズ)の好サーブで13-10とリードを奪うと、出耒田敬選手(堺ブレイザーズ)のセンター攻撃、ブロック、さらに清水邦広選手(パナソニックパンサーズ)、柳田将洋選手(サントリーサンバーズ)がスパイクを決め21-16とします。最後は浅野博亮選手(ジェイテクトSTINGS)が決めて、25-17で第1セットを先取します。第2セット、序盤の拮抗した展開から清水選手のブロックで16-14とリードを奪うと、終盤、柳田選手のサービスエース、出耒田選手のスパイクが決まり25-22で2セットを連取します。第3セットを18-25で落とし迎えた第4セット、立ち上がりの混戦から鈴木選手の連続クイック、清水選手のスパイクで14-10とリードを広げると、終盤以降も清水選手のブロックなどで23-19と日本がリード。猛追するイランに23-21と点差を縮められますが、浅野選手が決めてマッチポイントを握ると、最後は25-22で第4セットを取りました。
◆南部正司監督
日本のファン・サポーターの皆さんに、今大会はいい報告をすることができました。日々のご支援、ご声援にチーム一同、心より感謝・御礼申し上げます。我々全日本男子チームは9月8日(火)に開幕するワールドカップに向けた準備のためにヨーロッパ遠征を行い、体格で勝る相手に対抗する技術を磨きます。引き続きご支援・ご声援のほど、よろしくお願い致します。
また、決勝戦の前に行われた3位決定戦では、フルセット(25-23、25-19、21-25、24-26、15-9)の末に中国がカタールを破り、銅メダルを獲得しました。
本大会の個人賞では、龍神NIPPONからは深津英臣選手(パナソニックパンサーズ)がベストセッター賞、酒井大祐選手(公益財団法人日本バレーボール協会)がベストリベロ賞を受賞しました。また、清水選手が本大会のMVPに輝いています。
また、テヘランの試合会場には、在イランの日本人の方々が多数応援に駆け付けてくださいました。現地で、そして日本から龍神NIPPONを応援してくださった皆さま、ありがとうございました!
アジア選手権を戦い終えた龍神NIPPONは、FIVBワールドカップ2015に向けてヨーロッパ遠征に出発します。遠征中、ポーランドのトルニで行われる「フベルト・ワグネル記念大会」に出場し、ワールドカップに出場するポーランドとイラン、そしてFIVBワールドリーグ2015覇者のフランスと対戦します。引き続き、龍神NIPPONへのご声援をよろしくお願いいたします!
なお、9月8日(火)に開幕するFIVBワールドカップ2015男子大会のチケットは現在発売中です。各大会のチケット購入方法はこちらをご覧ください。
◆第18回アジア男子バレーボール選手権大会 最終順位
1位: 日本
2位: イラン
3位: 中国
4位: カタール
5位: オーストラリア
6位: チャイニーズタイペイ
7位: 韓国
8位: タイ
9位: カザフスタン
10位: パキスタン
11位: インド
12位: バーレーン
13位: スリランカ
14位: クウェート
15位: オマーン
16位: トルクメニスタン
写真提供:イランバレーボール協会