イタリアに敗れ1次リーグ戦D組を4位で通過 第14回世界ユース女子選手権大会(U-18)
ペルーのリマで開催されている第14回世界ユース女子選手権大会(U-18)は現地時間8月11日(火)、大会5日目を迎えました。1次リーグ戦(D組)3戦を終えて2勝1敗の全日本ユース女子チームは同日、1次リーグ戦最終戦を同組首位のイタリアと戦い、ストレート(22-25、20-25、33-35)で敗れました。
第1セット、イタリアの堅守を崩すことができず10-14と引き離されると、サーブで崩され攻撃が単調になった日本は、13-21とさらにリードを広げられます。その後、中川美袖選手(東九州龍谷高校1年)と堀江美志選手(下北沢成徳高校2年)のスパイクで16-21、イタリアにセットポイントを握られてからは怒涛の追い上げを見せ22-24まで迫りますが、最後は22-25で第1セットを落とします。第2セットを20-25で落とし、後がなくなった第3セット、黒後愛選手(下北沢成徳高校2年)の活躍で8-4とリードを奪うと、2回目のテクニカルタイムアウトを16-15で折り返します。18-17の場面からイタリアにブロックポイントが出て18-20と逆転を許しますが、中川選手の3連続ポイントで21-20と再逆転に成功。さらに中川選手の2連続ポイントにより24-21でセットポイントを掴みます。しかし、イタリアの気迫あるプレーでデュースに持ち込まれると、大接戦の末に33-35でイタリアに振り切られ、第3セットを落としました。
この日行われた1次リーグ戦D組のこのほかの試合では、ブラジルがキューバにストレート(25-15、25-8、25-17)で勝利しました。日本は1次リーグ戦全試合を戦い終え、トルコ、ブラジルと同じ2勝2敗(勝点6)という結果に。セット率に基づき順位を決定し、1位・イタリア、2位・トルコ、3位・ブラジル、4位・日本となりました。
次戦はクウォーターファイナルラウンド(1-8位)進出を懸けて、日本時間8月14日(金)1:00より1次リーグ戦C組1位のロシアと2次リーグ戦を戦います。引き続き、全日本ユース女子チームへのご声援をお願いいたします!
◆第14回世界ユース女子選手権大会(U-18) 1次リーグ戦D組最終順位
1位: イタリア(4勝0敗)
2位: トルコ(2勝2敗、勝点6、セット率=1.166)
3位: ブラジル(2勝2敗、勝点6、セット率=1.000)
4位: 日本(2勝2敗、勝点6、セット率=0.857)
5位: キューバ(0勝4敗)