フルセットでロシアに敗れる 第14回世界ユース女子選手権大会
ペルーのリマで開催されている第14回世界ユース女子選手権大会(U-18)は現地時間8月13日(木)、大会6日目を迎えました。1次リーグ戦(D組)4戦を4位で通過した全日本ユース女子チームは、同リーグ戦(C組)を1位で通過したロシアと戦い、フルセット(25-23、19-25、17-25、25-20、8-15)で敗れました。
第1セット、スタートから気迫あふれる日本は、黒後愛選手(下北沢成徳高校2年)や中川美柚選手(東九州龍谷高校1年)のアウトサイドの攻撃からリズムを掴み8-4とリードします。しかし、ロシアに高いオープントスからブロックを弾き飛ばす攻撃やブロックが徐々に出始めると、ロシアのペースになり18-18の同点で終盤に突入しますが、最後は黒後選手が決めて25-23でセットを取ります。第2セット、序盤は一進一退の攻防が続き、相手ブロックに手こずりながらもラリーを制して15-12とリード。17-12の場面で日本にミスが出るとロシアに流れが傾き、相手ブロックとこちらのスパイクミスで19-25と第2セットを落とします。続く第3セットも落として迎えた第4セット、相手のミスにも助けられ、単調な攻撃からミドルブロッカーの荒谷栞選手(共栄学園高校2年)、積山春花選手(八王子実践高校2年)を使うことでペースを掴むと、25-20で第4セットを奪いフルセットに持ち込みます。第5セット、立ち上がりからロシアにブロックが出て、1-5とリードを許します。崩れたリズムを取り戻せない日本は、1-8でコートチェンジ。なおもロシアのペースで試合は進み、後半黒後選手のサーブから4連続得点を挙げましたが、最後はロシアに高い打点からスパイクを決められ、8-15ゲームセットとなりました。
この日行われた2次リーグ戦のこのほかの試合では、中国、ドイツ、アメリカ、セルビア、イタリア、トルコ、ポーランドが勝利し、クウォーターファイナルラウンド(1-8位)に進出しました。
次戦は日本時間8月15日(土)1:00よりエジプトとクウォーターファイナルラウンド(9-16位)を戦います。引き続き、全日本ユース女子チームへのご声援をお願いいたします!