日本は4位で本大会を終了 第2回世界U-23女子選手権大会
第2回世界U-23女子選手権大会が8月19日(水)、トルコのアンカラで大会8日目を迎えました。全日本U-23女子チームはドミニカ共和国と3位決定戦を戦い、フルセット(25-21、25-17、21-25、16-25、11-15)の末、敗れ、本大会を4位で終了しました。
第1セット、序盤追う展開となりますが、井上愛里沙選手(筑波大学2年)、今村優香選手(青山学院大学4年)ら攻撃陣が踏ん張りを見せ12-9と逆転に成功します。ドミニカ共和国のタイムアウト後はサイドアウトの応酬となりましたが、要所で井上選手が決めて25-21で第1セットを先取します。第2セット、出足が好調な日本は井上選手のスパイクやドミニカ共和国のミスで6-3とリードを奪います。その後日本は着実に得点を重ね、さらにキャプテン・山内美咲選手(東海大学3年)の連続サービスエースでドミニカ共和国を突き放し、25-17で2セットを連取します。第3セット、序盤からドミニカ共和国にバックアタックを含めた思い切りの良い攻撃を決められ、1-6とリードを許します。途中、坂本奈々香選手(デンソーエアリービーズ)を投入し、20-20と同点に追い付きますが、最後は21-25で第3セットを失います。第4セットも取られ迎えた最終第5セット、ブロックやサーブで0-3とドミニカ共和国にリードを許しますが、その後は丸尾遥香選手(筑波大学1年)のスパイクなどで8-8と同点に追い付きます。ドミニカ共和国の高いブロックにワンタッチを取られ決定力が低下すると、終盤にもブロックで2得点を許し、11-15とドミニカ共和国に押し切られました。
また18日(火)に行われた決勝戦では、ブラジルがトルコにセットカウント3-1(25-21、21-25、25-19、25-22)で勝利し、金メダルを獲得しました。
全日本U-23女子チームへのご声援ありがとうございました!
◆第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会最終順位
1位:ブラジル
2位:トルコ
3位:ドミニカ共和国
4位:日本
5位:中国
6位:イタリア
7位:ブルガリア
8位:タイ
9位:コロンビア
9位:ペルー
11位:キューバ
11位:エジプト
◆日本の個人賞受賞選手
ウィングスパイカー賞第2位:井上愛里沙選手