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仙台大会前日監督記者会見を開催 FIVBワールドカップ2015女子大会

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FIVBワールドカップ2015女子大会第2ラウンド仙台大会の開幕を翌日に控えた8月29日(土)、宮城県仙台市内のホテルで出場6チームの監督が一堂に会して記者会見が行われました。

会見には、眞鍋政義全日本女子チーム監督をはじめ、第2ラウンド仙台大会に出場するドミニカ共和国、セルビア、ロシア、韓国、ペルーの各監督が出席。明日から始まる仙台大会への意気込みを語りました。

◆マルコス・クビエク ドミニカ共和国監督

コンディションはとてもよく、体力的にも回復している。第1ラウンド東京大会では、大変な試合が多かった。仙台での3連戦も大変な試合が待っているが、オリンピックの出場権を獲得すべく引き続き戦っていく。

◆ゾラン・テルジッチ セルビア監督

松本大会での結果には満足している。世界のトップと言える中国、アメリカとの対戦でもいい結果を出すことができた。仙台大会では、ドミニカ共和国、ロシア、日本との対戦となる。厳しい状況ではあるが、チームのコンディションも非常にいいのでベストを尽くしたい。

◆ユーリ・マリチェフ ロシア監督

いつも全力で最大の結果をもたらすためにやっている。今回も仙台という街で私たちの美しいバレーボールを仙台の皆さんにお見せし、自分たちが喜ぶとともに皆さんにも喜んでいただきたい。アジアのチームとの対戦はいつも不慣れで、特別な準備をしなければならない。(同じヨーロッパ勢のセルビアとの対戦について)全く違いはない。いつも同じ準備をして臨んでいる。

◆イ,ジョンチョル 韓国監督

松本では厳しい試合が続いた。仙台でも強豪国との戦いが続くので、厳しい試合になると思う。しかし、韓国チームは世代交代を行い若い選手が多いので、今すぐというよりは来年、またはそれ以降素晴らしいメンバー構成になっていくと思う。常に努力して、いいプレーをお見せしたい。

◆マウロ・マラシウロ ペルー監督

この仙台大会はとても難しいものになると思う。本大会で我々はアタッカーの主力選手2名が不在なので、勝ち抜くことは困難になると思う。ただ、第3ラウンドは(ケニア、キューバ、アルゼンチンと)比較的同じレベルのチームとの対戦なので、そこでいいパフォーマンスができるように努力していきたい。

◆眞鍋政義 全日本女子監督

東京大会は厳しい戦いが続いた。この仙台大会での3試合も厳しいものになると思う。4年前(前回2011年大会)ここ仙台の地で試合をする予定だったが、東日本大震災の影響で試合ができなかった。日本チームはこのことを胸に刻んで、非常に熱いバレーボール熱を持った仙台の皆さんとベストを尽くしたい。明日30日(日)のペルー戦は、2日間の休みを経ての試合なので、しっかりと臨みたい。

また、記者会見に先立ち、仙台市体育館のマッチコートでは、火の鳥NIPPONが公式練習を公開しました。練習後キャプテンの木村沙織選手(東レアローズ)は、「(東京で1敗してしまったが、その後3連勝と)いい流れで仙台に入れたので、明日のペルー戦からしっかり戦いたい。ワールドカップでオリンピックの切符を獲るのが1番の目標で、全選手が思いやりを持ってチームのためにやっている。目の前の1勝のために選手・スタッフ全員で盛り上げてやっている。自分なりに(チームを)引っ張れるように頑張っていきたい」と意気込みを語りました。

第2次ラウンドで仙台大会に出場する火の鳥NIPPONは、30日(日)にペルーと対戦したのち、31日(月)に韓国、9月1日(火)にセルビアと対戦します。仙台大会の火の鳥NIPPONの各試合は19:00開始です。なお、火の鳥NIPPONの全試合は、フジテレビ系列(地上波)で生放送と、CS(ONE)でディレイ放送されます!

仙台大会でも、火の鳥NIPPONへのご声援をよろしくお願いします!

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バレとも(監督記者会見の動画を掲載中!)