火の鳥NIPPON、ペルーに勝利し5勝1敗 FIVBワールドカップ2015
「FIVBワールドカップFIVB女子大会」が8月30日(日)、仙台市体育館(宮城県仙台市)と桃太郎アリーナ(岡山県岡山市)で大会6日目を行いました。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは南米代表のペルーと対戦し、ストレート(25-19、25-21、25-15)で勝利。本大会の通算成績を5勝1敗としました!
第1セット、4-4と拮抗した展開から大竹里歩選手(デンソーエアリービーズ)のブロックポイント、クイックを含む連続得点で10-4とペルーを引き離します。その後はペルーに連続得点を許しながらもリードを保つと、途中出場の迫田さおり選手(東レアローズ)らの得点で25-19とセットを先取します。第2セット、序盤ペルーに連続得点を許したものの、石井優希選手(久光製薬スプリングス)のブロックポイントやバックアタックなどで応戦。18-19とペルーの一歩リードで迎えた終盤、長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)のスパイク、ブロックポイントなどで引き離しにかかると、最後は25-21で2セット連取に成功します。第3セット、立ち上がりの混戦を木村沙織選手(東レアローズ)のスパイクや古賀紗理那選手(NECレッドロケッツ)のサービスエースで8-6と抜け出すと、その後も木村選手のブロックポイントや長岡選手のサービスエースなどで14-7とリードを広げます。中盤、ペルーのカルラ・オルティス選手に連続得点を決められますが、最後は島村春世選手(NECレッドロケッツ)のクイックで25-15とし第3セットを取りました。
◆眞鍋政義監督
仙台大会の初日を迎える前に、(昨日、一昨日と)2日間休みがあったが、やはり休み明けはあまり調子がよくない。しかし、ストレートで勝ててほっとしている。まだあと半分試合が残っており、会場も変わったので、空間の感覚を掴むために全員全員を使った。明日からも厳しい戦いになる。(明日対戦する)韓国はディフェンスがいい。選手・スタッフ一致団結して明日からも全力で頑張る。
◆キャプテン・木村沙織選手
仙台大会の1戦目、しっかりストレートで勝つことができてよかったが、すごくいいバレーだったかと言われると足りなかった部分もある。今日の夜から明日の試合前までに良い準備をして韓国戦に臨みたい。
◆古藤千鶴選手
今日はストレートで勝つことが出できたが、まだまだ課題の残る試合だったと思う。ペルーは安定していて、なかなか自分たちのバレーが作りづらかった。崩れても直接失点につながらないように、3本目が打てるところまで持っていこうという意識でコートに立った。
◆長岡望悠選手
(会場が変わった最初の試合で)全員がコートに立つことができ、明日に向けてもいい準備ができたのではないか。(韓国は)エースが決めてチームが盛り上がってくるチーム。サーブで攻め、ブロックとディフェンスを徹底し、1点1点に集中してやっていきたい。
◆マウロ・マラシウロ ペルー監督
まず日本におめでとうと言いたい。ペルーは今、変革の時期を迎えている。メインのアタッカー2人がいない中で日本といい試合ができたことを誇りに思う。これからもいい結果を掴めるように頑張っていきたい。
◆8月30日(日)の試合結果
【Aサイト】
ドミニカ共和国×セルビア 0-3(18-25、22-25、22-25)
ロシア×韓国 3-0(25-20、26-24、25-22)
日本×ペルー 3-0(25-19、25-21、25-15)
【Bサイト】
アルゼンチン×アルジェリア 3-0(25-11、25-8、25-11)
ケニア×アメリカ 0-3(15-25、16-25、13-25)
キューバ×中国 0-3(19-25、10-25、14-25)
本大会は、出場12チームによる、1回戦総当り戦で行われます。
火の鳥NIPPONは31日(月)19:00より、韓国と本大会7試合目を戦います。今大会初のアジア勢との対戦となるこの試合。ぜひ会場で、またテレビの前で、火の鳥NIPPONに熱いご声援をよろしくお願いします!