国内大会
黒鷲旗が開幕 国内トップレベルの猛者が激突
第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会が5月1日(月)、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館・大阪市港区)で開幕し、男女グループ戦の1日目が行われました。
コロナ禍の影響で4年ぶりとなった開会式では、ともに3連覇を狙うサントリーサンバーズの大宅真樹主将と東レアローズの中島未来主将が「歴史ある黒鷲旗大会で、今できる最高のパフォーマンスを発揮し、チーム全員で熱く、全力で戦い抜くことを誓います」と宣誓しました。
男子は初日から大学生が番狂わせを起こしました。筑波大がVC長野トライデンツにストレート勝ちし、近畿大が堺ブレイザーズにフルセットで勝利。格上からの勝利に、筑波大の秋山央監督は「今日はたまたま勝ててびっくりしています。なんで勝てたのかよくわからないです」と驚きの表情を見せました。また、近畿大の後藤陸翔主将は「これを自信に変えて、明日はもっと堂々とプレーしたいと思います」と力強く意気込みました。
女子は東レなどVリーグ勢が力を発揮し、カテゴリーを越えた対戦ではすべてストレート勝ちと、貫禄を示しました。
男女日本代表の合宿や、アジアクラブ女子選手権大会に出場しているチームなど、今大会に出場しないチームや選手もいますが、さまざまなカテゴリーのチームが集まるのが魅力の黒鷲旗。大会2日目の5月2日(火)以降も連日朝11時より試合が行われます。頂点に立つのは、一体どのチームでしょうか。
毎日新聞のウェブサイトでは、全62試合の無料ライブ・見逃し配信を行っています。ぜひ会場の外からも出場チームへの熱いご声援をお願いいたします。
(文責・写真提供:日本文化出版)