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JOCカップ 男子は福岡が5年ぶり7度目、女子は大阪北が2年ぶり4度目の優勝

JOCジュニアオリンピックカップ 第37回全国都道府県対抗中学バレーボール大会の男女決勝が12月28日(木)、Asueアリーナ大阪(大阪市港区)で行われ、女子は大阪北が2年ぶり4度目、男子は福岡が5年ぶり7度目の優勝を果たし、大会は幕を閉じました。

女子は大阪北に今年の全日本中学校選手権大会で優勝の金蘭会中、同ベスト4の大阪国際中の顔ぶれが並び、決勝ではU16日本代表の忠願寺莉桜選手を擁する大分と対戦。フルセットに持ち込まれ、最終第3セットも中盤にはサイドアウトの応酬が繰り広げられる中、エースの中山沙也選手がしっかりと得点を重ねて突き放します。最後は大分にアタックミスも見られ、競り合いを制して頂点に返り咲きました。

男子はU16日本代表の新山明選手を擁する福岡が、他を圧倒する戦いぶりで勝ち上がります。京都との決勝でも、セッターの吉村蓮選手が両サイドだけでなくブロード攻撃やBクイックなど多彩なトスワークを展開して第1セットを奪取。第2セットは中盤まで競り合いましたが、新山選手の決定力も最後までさえて、終わってみれば失セット0で優勝。大会最多タイに並ぶ7度目の頂点に輝きました。

なお本大会に出場した選手の中から、最も将来が期待される選手に贈られる「JOCJVAカップ」に、女子は忠願寺莉桜選手(身長182㎝/大分)、男子は岩田怜緯選手(身長187㎝/新潟)が選ばれました。

◆女子最終順位

優勝:大阪北

準優勝:大分

3位:埼玉、東京

◆男子最終順位

優勝:福岡

準優勝:京都

3位:大阪南、広島

(文責・写真提供:日本文化出版)

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