お知らせ

救済支援募金を熊本県に贈呈 「こころはひとつ~支援の輪~ 熊本地震救済支援募金」

公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)は「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会」(以下、世界最終予選)の開催期間中に実施した「こころはひとつ~支援の輪~ 熊本地震救済支援募金」にて集まりました救済支援募金6,397,190円を、6月9日(木)に熊本県へお届けいたしましたことをご報告申し上げます。

贈呈式には公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)からは木村憲治JVA会長、竹下佳江JVAアスリート委員会委員長、越川優JVAアスリート委員会委員が出席し、世界最終予選観戦に訪れた皆さまからお預かりした救済支援募金を蒲島郁夫熊本県知事へ贈呈しました。蒲島知事からは「(被災した地域を)元の姿に戻すだけでなく、創造的復興を成し遂げ、熊本のさらなる発展につなげていく。(この度頂戴した)救済支援募金はそのために大切に使わせていただきます」と感謝の言葉を頂戴しました。

◆木村憲治 JVA会長

「世界最終予選を観戦に来られた皆さんの、熊本県復興への思いが詰まった救済支援募金を、募金活動の中心に立ったJVAアスリート委員会の竹下佳江さん、越川優選手とともにお届けすることができた。救済支援募金の贈呈に際し甚大な被害を受けた益城町を視察し、未だ手付かずで崩落したままの家屋や、大きく傾き出入り禁止の貼り紙が貼られた家屋が多数あることを目の当たりにし、復興への長き道を痛感させられた。我々はバレーボールファミリーの一員として、いま一度『つなぐ力』という言葉を胸に刻み、復興のための支援を続けていく」

◆竹下佳江JVAアスリート委員会委員長

「オリンピック最終予選の期間中、会場ではたくさんの方に募金のご協力をいただき、同時に温かい声もかけていただきまして、ありがとうございました。アスリート委員会の一員として、皆さまからのご支援を熊本に届けて参りました。熊本県内では、熊本県庁などで避難生活をされている方もいらっしゃいますし、建物の崩壊やひび割れなどもあり、復興にはまだまだ時間がかかりそうです。被災地の復興や子供たちの成長のためにも、救済支援募金が支援の一助になることを願っています」

◆JVAアスリート委員会 選手代表 越川優選手(JTサンダーズ)

「こころはひとつ~支援の輪~ 熊本地震救済支援募金」にご協力をいただき、誠にありがとうございました。皆さまからお預かりしましたお気持ちを、木村JVA会長、竹下JVAアスリート委員会委員長とともに、JVAのアスリート委員の1人として熊本県知事にお渡ししました。まだまだ避難所で生活されておられる方や、体育館が使えず毎日違う学校や屋外で練習をするバレーボーラーもたくさんいます。メディアからの情報が少なくなった今、改めて現地に足を運ぶことで感じるものが多くありました。これからも微力ながら、創造的な復旧復興に向けて皆さまとともに行動していこうと思います」

ご協力を賜りました皆さまに厚く御礼を申し上げます。また、被災された方々の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。