国際大会

フルセットの末にイタリアに敗戦 FIVBワールドグランプリ2016

2016.06.13|国際大会

フルセットの末にイタリアに敗戦 FIVBワールドグランプリ2016

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女子バレーボールの国際大会「FIVBワールドグランプリ2016」は世界各地で熱戦が展開されています。グループ1の予選ラウンド第1週ブラジル大会に出場中の全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは、現地時間6月12日(日)にイタリアと本大会3戦目を戦い、フルセット(20-25、20-25、25-23、27-25、8-15)で敗戦。本大会の通算成績を1勝2敗としました。

2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会以来の再戦となったイタリア。第1セット序盤は大竹里歩選手(デンソーエアリービーズ)のスパイクが決まり8-4とリードしますが、サーブレシーブが乱れて逆転を許し20-25でセットを落とします。続く第2セットを20-25で落とし後がない第3セット、序盤からブロックを読んだ古賀紗理那選手(NECレッドロケッツ)の強打が決まると、終盤に1点差まで詰め寄られながら最後も古賀選手が決め、25-23とセットを取り返します。第4セットを27-25と競り勝ち、フルセットに持ち込んだ日本。2セットを奪い返した勢いのまま第5セットに臨みたいところでしたが、序盤から劣勢を強いられます。相手の強烈なサーブに連続失点を喫した日本は石井優希選手(久光製薬スプリングス)の連続得点で巻き返しを図りましたが、最後は相手ブロックにシャットアウトされ、8-15で最終セットを落としました。

◆眞鍋政義監督

「サーブレシーブがよくなかった。ブラジル大会では田代(佳奈美選手)がトスを上げているが、一戦一戦、配球を考えながらよくなっている。古賀(紗理那選手)はアタックの決定率、効果率も高かった。まずは次週のアメリカ大会で3連勝できるようにしたい。(試合に)出ていない選手を起用し、選手個々のパフォーマンスを見ていきたい」

◆荒木絵里香選手

「自分も含めてぐだぐだした展開になってしまった。スパイクが機能しなかったし、チームとして勢いを持って戦わなければならないところで、それが欠けていた。個人的にはもっとチームのために得点力を上げていかないといけない」

◆大竹里歩選手

「この試合は攻撃では通用した部分があるが、ブロック、サーブがまだまだ。ブロックでの得点が出ていない。相手のクイックにやられているのでワンタッチを取ること、そして高さとパワーがあるサイドの相手に対して、自分のタイミングでブロックにいけるようにしたい」

予選ラウンド第1週ブラジル大会を戦い終えた火の鳥NIPPON。今週末は戦いの舞台をリオデジャネイロからアメリカのロングビーチに移し、6月17日(金)にトルコ、18日(土)にアメリカ、19日(日)にドイツと対戦します。

また、24日(金)から26日(日)までは島津アリーナ京都(京都府京都市)において、リオデジャネイロオリンピック前最後のホームゲームとなる京都大会に出場します。京都大会のチケットは、チケットぴあ、ローソンチケット、e+などで現在好評発売中です。ぜひ会場で火の鳥NIPPONへの熱いご声援をお願いします!

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