アメリカ大会最終戦でドイツに勝利 FIVBワールドグランプリ2016予選ラウンド
女子バレーボールの国際大会「FIVBワールドグランプリ2016」は世界各地で熱戦が展開されています。グループ1の予選ラウンド第2週アメリカ大会に出場中の全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは、現地時間6月19日(日)にドイツと本大会6戦目を戦い、セットカウント3-1(25-27、26-24、25-15、25-18)で勝利し、本大会の通算成績を2勝4敗としました。
第1セット、16-15と中盤まではリードを奪いますが、連係の乱れによる連続失点が響き、23-24と逆転された日本。相手のサーブが外れデュースに突入しますが、最後はドイツにサービスエースを決められ25-27で落とします。第2セット、7-8でテクニカルタイムアウトを折り返した中盤。要所で鍋谷友理枝選手(デンソーエアリービーズ)がスパイクを決め、最後は4連続得点でこのセットを奪い返します。第3セット、サイド、センター線を使った幅広い攻撃で日本がペースを握ります。12-10から古賀紗理那選手(NECレッドロケッツ)のバックアタックなどで5連続得点し、後半も勢いに乗った日本は第3セットを25-15で奪います。第4セット、立ち上がりから迫田さおり選手(東レアローズ)が巧打を連発しリードを奪います。終盤は山口舞選手(岡山シーガルズ)などの多彩な攻撃で相手に狙いを絞らせず、第4セットを25-18で取りました。
◆眞鍋政義監督
「(セットカウント)3-1で勝ったが、試合の入り方が良くなかった。1セット目のスタートでいく選手は、もっと強い気持ちを持ってやってほしい。古賀(紗理那選手)はオリンピック予選、今大会を含めて一番良かった。(次週の京都大会は)オリンピック前に日本でやる最後の大会なので、3連勝したい」
◆迫田さおり選手
「1セット目を失ってしまい個人的にも調子が良くなかったが、いつもなら気持ちが切れてしまうところを、今できることを考えてその後もでプレーできた。決めるところで決められないところが今日の反省点」
◆鍋谷友理枝選手
「自分としてはミスが多かったので、もう少し成長しないといけない。ミスを減らさないと(オリンピック代表の)メンバーには入っていけない。そこをしっかり次に繋げたい」
予選ラウンド2週目までの戦いを終えた火の鳥NIPPON。今週末24日(金)から26日(日)まではいよいよリオデジャネイロオリンピック前最後のホームゲームとなる予選ラウンド第3週京都大会に出場します。島津アリーナ京都(京都府京都市)にて開催される京都大会のチケットは、チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)などで現在好評発売中です。ぜひ会場で火の鳥NIPPONへの熱いご声援をお願いします!