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京都大会2戦目はセルビアにフルセットで敗戦 FIVBワールドグランプリ2016

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FIVBワールドグランプリ2016予選ラウンド(グループ1)第3週京都大会が6月25日(土)、島津アリーナ京都(京都府京都市)で大会2日目を迎えました。本大会に出場している全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは同日、セルビアと本大会8試合目を戦い、フルセット(23-25、25-20、25-17、25-27、8-15)で敗戦。予選ラウンドの通算成績を3勝5敗としました。

日本はこの試合、昨日24日(金)のタイ戦と同じメンバーをコートに送り出します。第1セットのスタートから江畑幸子選手(PFUブルーキャッツ)のアタックや田中瑞稀選手(JTマーヴェラス)がパワフルな攻撃を決めると、地元・京都出身の井上愛里沙選手(筑波大学3年)も次々に得点。優位に試合を進め16-10と大量リードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎えますが、終盤でセルビアの攻撃と高いブロックに苦しむと、23-25と逆転でセットを落とす展開に。何とかセットを取り返したい日本は、第2セットに入ると江畑選手や井上選手の活躍に加えて、後衛からは座安琴希選手(久光製薬スプリングス)が好守備で盛り上げリードすると、終盤、島村春世選手(NECレッドロケッツ)がブロード攻撃、ブロックと活躍し、25-20と日本がセットを奪い返します。続く第3セットも25-17で奪い、迎えた第4セットも好調をキープすると、大竹里歩選手(デンソーエアリービーズ)のブロックやレシーブでも粘りを見せた日本。しかし、先にマッチポイントを握りながらも逆転され、25-27でセットを落とすと、第5セットはサーブレシーブが乱れ苦しい展開に。結果、8-15でセットを落とし、フルセットの末に敗れました。

◆眞鍋政義選手

「今日は何とか勝ちたいゲームだったが、フルセットで負けて悔しい。終盤、セルビアの持ち味であるサーブで崩され、高いブロックにやられてしまった、それに尽きる」

◆田代佳奈美選手

「昨日のタイ戦と違って高さがある相手。日本の上からスパイクを打たれたり、攻撃をブロックされてしまうこともあったが、その中でアタッカーが高いブロックをうまく利用したり、サーブで攻めたりといいプレーも出せたと思う。そういったプレーがもっと出していくことが必要だと感じた」

◆島村春世選手

「セルビアはオリンピックに出場する相手なので、何が何でも勝ちにいきたかったが、終盤、自分たちのミスで失点が続いてしまった。前半は自分たちの持ち味であるサーブやブロックで相手の攻撃に対し、ワンタッチを奪い攻撃に繋げられたが、最後の最後で詰めの甘さが出てしまった」

◆田中瑞稀選手

「自分たちのいいプレーが出て流れがきているときはよかったが、流れが相手に傾いたときに自分たちからミスが出てしまい切り換えることができなかった。雰囲気が悪いときにどうしたらいいのか対処することが必要だと感じた」

京都大会 本日6月25日(土)の試合結果

タイ×ロシア 1-3(16-25、22-25、25-22、12-25)

日本×セルビア 2-3(23-25、25-20、25-17、25-27、8-15)

火の鳥NIPPONは明日26日(日)17:50より、ロシアと京都大会第3戦、ワールドグランプリ予選ラウンド最終戦を戦います。明日も10:00より島津アリーナ京都入口にて枚数に限りはございますが、当日券の販売予定です。ぜひ会場にお越しいただき、火の鳥NIPPONへのご声援をお願いいたします!

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