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NECレッドロケッツが2016アジアクラブ女子選手権大会を制覇!

2016.09.12|国際大会

NECレッドロケッツが2016アジアクラブ女子選手権大会を制覇!

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「2016アジアクラブ女子選手権大会」が9月11日(日)、ビニャン(フィリピン)で大会最終日を迎えました。本大会に日本代表として出場しているNECレッドロケッツは11日(日)、中国代表のBA’YI SHENZHENGと決勝戦で激突し、ストレート(25-23、25-19、25-21)で勝利。本大会を制覇するとともに、来年開催される「2017世界クラブ女子選手権大会」の出場権を獲得しました!

「FIVBワールドカップ2015」の中国女子チーム優勝メンバーであるセッターの沈 静思(チン,セイシ)選手やミドルブロッカーの楊 珺菁(ヨウ,クンセイ)選手を擁するBA’YI SHENZHENGとの1戦。第1セット、立ち上がりからBA’YI SHENZHENGの攻撃をブロックで封じると、持ち味である粘りのバレーを展開し、25-23 でセットを先取します。続く第2セットを25-19で取り優勝に王手がかかった第3セット、立ち上がりはBA’YI SHENZHENGのブロックに捕まり4-11とリードを許しますが、大野果奈選手のクイックを含む5連続得点で点差を縮めると逆転に成功。その後、一時は20-20と同点に追い付かれますが、再び大野選手のクイックで流れを切ると、最後は柳田光綺選手のスパイクで25-21。ストレート勝ちで優勝を勝ち取りました。

同日に行われた3位決定戦では、タイ代表のBANGKOK GLASSがカザフスタン代表のAltay VC をフルセット(22-25、23-25、25-19、25-21、15-6)で破り銅メダルを獲得しています。

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また、決勝戦終了後に本大会のベストプレーヤーが発表され、NECレッドロケッツからはベストミドルブロッカー賞に大野果奈選手、ベストオポジット賞に柳田光綺選手、そして大会MVPに古賀紗理那選手がそれぞれ選出されました。

◆山田晃豊監督

「相手の高さへの対応がしっかりできた。本大会、選手たちはよく戦ってくれた。まだまだ課題はあるが、今日は素直に優勝を喜びたい」

◆2016アジアクラブ女子選手権大会 最終順位

1位: NECレッドロケッツ(日本)

2位: BA’YI SHENZHENG(中国)

3位: BANGKOK GLASS(タイ)

4位: Altay VC(カザフスタン)

5位: Sarmayeh Bank(イラン)

6位: Thongtin Lien Viet Post Bank(ベトナム)

7位: Foton Pilipinas(フィリピン)

8位: T.GRAND(チャイニーズタイペイ)

9位: DPR KOREA(北朝鮮)

10位: Jakarta Electrik PLN(インドネシア)

11位: KWAI TSING(ホンコンチャイナ)

12位: MALAYSIA(マレーシア)

◆2016アジアクラブ女子選手権大会 個人賞

ウィングスパイカー賞1位: ウィラワン・アピヤポン選手(タイ・BANGKOK GLASS)

ウィングスパイカー賞2位: 劉 宴含(リュウ,エンカン)選手(中国・BA’YI SHENZHENG)

ベストミドルブロッカー賞1位: 大野果奈選手(日本・NECレッドロケッツ)

ベストミドルブロッカー賞2位: プルームジット・ティンカオ選手(タイ・BANGKOK GLASS)

ベストリベロ賞: ティカンポン・チャンゲーオ選手(タイ・BANGKOK GLASS)

ベストセッター賞: ポーンプン・グーパート選手(タイ・BANGKOK GLASS)

ベストオポジット賞: 柳田光綺選手(日本・NECレッドロケッツ)

MVP: 古賀紗理那選手(日本・NECレッドロケッツ)

今シーズンのアジアクラブ選手権大会は、女子・NECレッドロケッツが優勝、男子・豊田合成トレフェルサが3位という結果に終わりました。なお、開催が1カ月後に迫った「FIVB世界クラブ女子選手権大会」には、久光製薬スプリングスがワイルドカードとして出場します。

なお、国内リーグ50周年を迎える今年のVリーグは、10月22日(土)のV・プレミアリーグ男子、翌週29日(土)にV・プレミアリーグが開幕します。アジアや世界の舞台を経験したチームの、Vリーグでの動向にも注目です!

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競技日程


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