予選リーグ戦の大一番、日本は中国にフルセットで敗戦 第5回アジアカップ女子大会
「第5回アジアカップ女子大会」が9月15日(木)、ビンフック(ベトナム)で大会2日目を行いました。本大会に出場している全日本U-23女子チームは同日、大会連覇を目指す中国と予選ラウンド(B組)2試合目を戦い、フルセット(15-25、25-15、19-25、25-20、7-15)で敗戦。予選リーグ戦の通算成績を1勝1敗としました。
リオデジャネイロオリンピックの金メダルメンバーで身長195cmのウィングスパイカー・張 常宁(チョウ,ジョウチョ)選手らを要する中国との1戦。第1セット、ブロックの上から強打を打ち込まれ2-8とリードを広げられると、この試合で日本チーム最多17得点の山内美咲選手(東海大学4年)らを中心に盛り返しを図りますが、15-25でセットを落とします。第2セットはこのセットから先発した長内美和子選手(日立リヴァーレ)の攻撃などで25-15と取り返したものの、続く第3セットを19-25で失います。第4セットはリベロの目加田莉央選手(東海大学3年)の好レシーブを得点に繋げ25-20で奪取、フルセットに持ち込みますが、坂本奈々香選手(デンソーエアリービーズ)らの得点を散発に抑え込まれると、終盤に5連続失点を喫し7-15で中国に振り切られました。
◆安保澄監督
「この試合に勝てなくて残念に思う。中国チームの素晴しいパフォーマンスを称えたい。我々は中国に勝つべく臨んだが、彼らに勝つということは容易でなかった。最終セットは相手の速いサーブにレセプション(サーブレシーブ)を崩されて、思うような攻撃に繋げることができなかった。中国チームと再び対戦するチャンスがあるのであれば、今度も全力で戦いたい」
この日行われた予選リーグ戦B組のもう1つの試合では、カザフスタンが韓国をストレート(25-9、25-13、25-14)で破っています。これにより、大会2日目を終えて予選リーグ戦B組の順位は1位・中国(2勝0敗)、2位・日本(1勝1敗、勝点4)、3位・カザフスタン(1勝1敗、勝点3)、4位・韓国(0勝2敗)となっています。
日本は日本時間16日(金)14:00より、韓国と予選リーグ戦(B組)最終戦を戦います。引き続き、全日本U-23女子チームへのご声援をお願いします!
写真提供:AVC