韓国にストレート勝ち 日本は2勝1敗で予選リーグ戦通過 第5回アジアカップ女子大会
「第5回アジアカップ女子大会」が9月16日(金)、ビンフック(ベトナム)で大会3日目を行いました。本大会に出場している全日本U-23女子チームは同日、韓国と予選ラウンド(B組)3試合目を戦い、ストレート(25-13、25-18、25-8)で勝利。予選リーグ戦の通算成績を2勝1敗(勝点7)としました。
第1セット、本大会初スタメンの長内美和子選手(日立リヴァーレ)らアタッカー陣の得点で4-1、10-4と韓国を突き放すと、終盤には途中出場の中屋夏澄選手(日本体育大学4年)のアタックも決まり、25-13でセットを先取します。第2セット、前セットの勢いのままにセッター・松井珠己選手(日本女子体育大学1年)のサーブや今村優香選手(久光製薬スプリングス)らアタッカー陣の得点で、25-18でセットを連取します。第3セット、野嶋華澄選手(青山学院大学1年)、丸尾遥香選手(筑波大学2年)の両ミドルのブロックで幸先のよいスタートを切ると、その丸尾選手が4本のサービスエースを含む9連続サーブで韓国を揺さぶります。終盤、井上愛里沙選手(筑波大学3年)が硬軟を織り交ぜたアタックで得点を奪い、25-8でストレート勝ちを収めました。
◆安保澄監督
「予選リーグ戦2勝目を挙げることができてよかった。第3セットの方が得点差はあったが、第1セットの方がパフォーマンスはよかったように思う。今日はサーブを思った通りに仕掛けることができていた。クウォーターファイナルラウンドでも我々のベストを尽くす」
◆予選リーグ戦最終順位
【A組】
1位: タイ(3勝0敗)
2位: ベトナム(2勝1敗)
3位: チャイニーズタイペイ(1勝2敗)
4位: イラン(0勝3敗)
【B組】
1位: 日本(2勝1敗、勝点7)
2位: 中国(2勝1敗、勝点6)
3位: カザフスタン(2勝1敗、勝点5)
4位: 韓国(0勝3敗)
明日1日の休息日を挟み、日本時間18日(日)14:00より、予選リーグ戦A組を4位で通過したイランとクウォーターファイナルラウンドを戦います。引き続き、全日本U-23女子チームへのご声援をお願いします!
写真提供:AVC