ヨーロッパの強豪ドイツにフルセットで敗れる 女子ネーションズリーグ
「バレーボールネーションズリーグ2023」予選ラウンド第2週ブラジル大会第3戦。日本時間6月17日(土)にFIVB世界ランキング7位(試合開始前時点)のバレーボール女子日本代表チームは同12位のドイツと対戦し、セットカウント2-3(23-25、25-14、22-25、25-20、8-15)でフルセットの末敗れました。
第1セットでは、およそ2分間続いた長いラリーを制した日本が先制します。日本は西村弥菜美選手を中心とした守りからリズムを作り、井上愛里沙選手らが得点を重ねていきますが、高さを生かしたドイツの攻撃に崩され、23-25で第1セットを奪われます。続く第2セットは関菜々巳選手の連続サービスエースで3-0と幸先のいいスタートを切ります。同点に追いつかれる場面もありましたが、古賀紗理那選手や途中出場の石川真佑選手の活躍により、25-14と大きくリードし、このセットを奪い返します。第3セット序盤は関選手の安定感のある配球で7-5と日本がリードした展開で試合が進みますが、ドイツのエースとミドルの攻撃が日本に襲い掛かり13-17と逆転されます。2枚替えで出場した和田由紀子選手や柴田真果選手も踏ん張りますが、22-25でセットを奪われ、セットカウント1-2とします。後がない第4セット序盤はドイツにリードされますが、荒木彩花選手のブロックで同点に追いつくと、古賀選手や林琴奈選手が着実に点数を重ね、最後は山田二千華選手が決めて25-20。試合はフルセットに持ち込まれます。最終第5セットは、石川選手のサービスエースや荒木選手のクイックなど日本のいいプレーもありましたが、高さのあるドイツに終始リードを奪われ、8-15でフルセットの末敗れました。
本日行われたドイツ戦は6月17日(土)19:00からBS-TBSで録画放送がございます。また、女子日本代表チームの次戦は日本時間明日18日(日)にFIVB世界ランキング2位で高さもパワーもあるアメリカと戦います。ブラジル大会の最終戦も引き続きテレビの前から女子日本代表チームに熱いご声援をお送りください。
<次戦>
6月18日(日)5:30 日本×アメリカ
※19:00からBS-TBSで録画放送
写真提供:FIVB