第2週フランス大会初戦、カナダ相手に3-1で勝利し、開幕から無傷の5連勝 男子ネーションズリーグ
「バレーボールネーションズリーグ2023」予選ラウンド第2週フランス大会初戦。6月20日(火)にバレーボール男子日本代表チームは東京2020オリンピックでも戦ったカナダと対戦し、セットカウント3-1(25-22、25-17、24-26、25-14)で勝利。開幕から無傷の5連勝を飾りました。
決勝ラウンド進出に向けて弾みをつけたいフランス大会初戦。第1セットから関田誠大選手のディグから2連続ポイントで日本が幸先のいいスタートを切ります。両チーム共にサーブレシーブが安定し、サイドアウトの取り合いで試合は終盤に突入します。日本の手堅いディフェンスを前にカナダは連続でミスし、22-19と点差が広がります。最後は石川祐希選手のスパイクで25-22となり、日本が第1セットを先取します。第2セットは序盤から日本がリードを広げていきます。髙橋藍選手がキレのいいスパイクにブロックポイントに攻守で活躍を見せると、西田有志選手のサーブポイントで12-3。その後も日本が着実にリードを広げていきます。終盤にカナダが強烈なサーブで連続得点を得るも、2枚替えで入った宮浦健人選手、深津旭弘選手の活躍により25-17で日本がセットを連取します。後がないカナダはセッターを変更。サーブレシーブが安定しはじめ、中盤まで一進一退の攻防に。要所でカナダのサーブが光ると、高さのあるブロックで18-20とリードを許してしまいます。石川選手のサーブポイントなどで追撃を図りますが、あと一歩及ばず、24-26でカナダがセットを奪い返します。切り替えたい日本は序盤からリードを保ちながら試合は進行します。カナダの強いサーブに崩される場面もありましたが、西田選手のスパイクで切り切り抜け、6-2とリードします。その後も集中した守備を見せる日本が着実にリードを広げていきます。終盤には西田選手の好調なサーブから連続得点を奪い22-12と10点差に。その勢いのまま日本が25-14で勝利をつかみ、開幕から5連勝を飾りました。
男子日本代表チームの次戦は6月21日(水)にFIVB世界ランキング13位(試合開始前時点)のキューバと対戦します。決勝ラウンド進出に向けて連勝を続けている男子日本代表チームへ、引き続きテレビの前から熱いご声援をお送りください。
<次戦>
6月21日(水)20:00 日本×キューバ
※19:30からBS-TBSで放送
写真提供:FIVB