国際大会

中南米の強豪・キューバ相手に3-0のストレート勝利で連勝を6に伸ばす 男子ネーションズリーグ

「バレーボールネーションズリーグ2023」予選ラウンド第2週フランス大会第2戦。6月21日(水)にバレーボール男子日本代表チームは中南米の強豪であるキューバと対戦し、セットカウント3-0(25-21、25-16、25-21)でストレート勝利。開幕から連勝を6に伸ばしました。

第1セットは髙橋藍選手のパイプ攻撃で先制し、3連続ブレイクで日本が序盤からリードします。しかし、キューバの強力なサーブに苦しめられ、9-9と同点に追いつかれてしまいます。激しい攻防が続いていく中、日本は要所でブレイクポイントを重ね、19-16とリードを広げます。その後、一時はキューバに1点差まで詰め寄られますが、西田有志選手の強烈なサーブや石川祐希選手のサイドアウトでセットポイントに持ち込み、25-21で第1セットを制しました。第2セットでは山内晶大選手のブロックで先制点をあげましたが、キューバの高い壁に阻まれてしまいます。しかし、石川選手の緩急をつけたサーブや関田誠大選手の的確なセッティングによってリードを広げます。キューバも粘りをみせますが、日本の安定したサイドアウトと戦術サーブが決まり、25-16で日本がセットを連取します。後がないキューバに第3セット序盤はリードを奪われましたが、髙橋藍選手のスーパープレーが飛び出すなど、日本が逆転に成功します。その後もブレイクチャンスを確実に得点につなげてリードを広げていきます。終盤、キューバが強力なサーブで攻めてきますが、日本のサーブレシーブ陣が耐え抜き、25-21で日本がストレート勝ちを収めました。

男子日本代表チームの次戦は6月22日(木)にFIVB世界ランキング2位(試合開始前時点)のブラジルと対戦します。公式戦では近年勝ち星がない強豪・ブラジルに挑む男子日本代表チームへ、引き続きテレビの前から熱いご声援をお送りください。

<次戦>

6月22日(木)20:00 日本×ブラジル
※19:30からBS-TBSで放送

写真提供:FIVB