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チャイニーズタイペイに勝利し銅メダル! 第5回アジアカップ男子大会

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「第5回アジアカップ男子大会」が9月28日(水)、ナコンパトム(タイ)で大会最終日を迎えました。本大会に出場している全日本U-23男子チームは同日、チャイニーズタイペイと3位決定戦を戦い、セットカウント3-1(25-18、17-25、28-26、25-12)で勝利。銅メダルを獲得して今大会を終了しました!

第1セット、石川祐希選手(中央大学3年)、小野寺太志選手(東海大学3年)らの得点で4-0、13-10と優位に進めると、終盤には兒玉康成選手(筑波大学4年)、鈴木祐貴選手(東海大学1年)のスパイクでチャイニーズタイペイを引き離し、25-18でセットを先取します。第2セット、盛り返すチャイニーズタイペイに序盤からリードを許すと、大竹壱青選手(中央大学3年)のスパイクやサービスエースで食い下がりますが17-25でセットを落とします。続く第3セットをデュースの末に28-26で奪い返して迎えた第4セット、前セットの勢いのまま高梨健太選手(日本体育大学2年)を中心に得点を重ねると、10-6、14-9とリードを広げます。小野寺選手のブロック、石川選手のサービスエースで19-10、さらに久原翼選手(東海大学4年)のスパイクとブロックで23-12と点差を広げると、最後は高梨選手のサービスエースで締めくくり、25-12で第4セットを奪取しました。

酒井新悟監督 コメント

「非常に難しい試合だったが、ベストを尽くして戦うことができた。(第1セットを先取したあとの)第2セット、チャイニーズタイペイが非常にいいサーブで盛り返してきた。相手の戦術に対応することができずにセットを落としてしまった。当初は金メダル獲得を目標にしていたので決勝戦に進むことができず残念ではあるが、3位決定戦で勝利し終わることができたのはよかった」

同日に行われた決勝戦では、イランが中国をセットカウント3-1(23-25、25-23、25-21、25-21)で下し、優勝を果たしました。

また、決勝戦終了後に本大会のベストプレーヤーが発表され、優勝したイランのアリレザ・ベフブディ選手がMVPに選出されました。なお、日本からはセッターの山口頌平選手がベストセッター賞を受賞しました。

◆第5回アジアカップ男子大会 最終順位

1位: イラン

2位: 中国

3位: 日本

4位: チャイニーズタイペイ

5位: カザフスタン

6位: オーストラリア

7位: タイ

8位: 韓国

◆第5回アジアカップ男子大会 個人賞

ベストウィングスパイカー賞: Liu Libin選手(中国)

ベストウィングスパイカー賞: ラフマン・ダブーディ選手(イラン)

ベストミドルブロッカー賞: Miao Ruantong選手(中国)

ベストミドルブロッカー賞: マソウド・ゴラミ・レナニ選手(イラン)

ベストリベロ賞: 董 力億(トウ,リキオク)選手(チャイニーズタイペイ)

ベストセッター賞: 山口頌平選手(日本)

ベストオポジット賞: Jiang Chuan選手(中国)

MVP: アリレザ・ベフブディ選手(イラン)

※中国チームの選手は漢字・カナ表記が不明のため、英文表記としております。

男女ともに全日本U-23チームが出場した第5回アジアカップ。安保澄監督率いる女子チームは4位、酒井新悟監督率いる男子は3位で大会を終えました。世代別チームを含む全日本チームの本年度の活動はすべて終了となりましたが、引き続き各選手の大学やV・プレミアリーグでの活躍にもご注目ください。

なお、全日本チームが出場する国際大会は終了しましたが、10月18日(火)からは、FIVB世界クラブ女子選手権大会2016がマニラ(フィリピン)で開催され、日本からは久光製薬スプリングスがワイルドカードとして出場します。「クラブ世界一」の座を懸けて本大会に挑む久光製薬スプリングスにも、ぜひたくさんのご声援をお願いします。

写真提供:AVC

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