- 6
- ウィングスパイカー
第1回アジアU-23女子選手権大会
-
- VOLLEYBALL
- BEACH VOLLEYBALL
- YEAR
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- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
RESULTS
試合結果
最終順位
- 中国
- タイ
- 韓国
- 日本
- チャイニーズタイペイ
- インド
- フィリピン
- イラン
- カザフスタン
- ウズベキスタン
- マカオ
- モルディブ
日本の試合結果
5月9日 日本×韓国 3位決定戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
0
24
23
15
–
–
韓国
3
26
25
25
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、3位決定戦。日本は韓国と対戦した。前日8日のセミファイナルラウンド(1-4位)でタイに敗戦し、8月にトルコで開催される「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」の出場権を獲得できなかった日本。最低でも銅メダルを獲得して本大会を締めくくりたいところだった。第1、2セットは日本の攻撃も機能し、ほぼ対等のゲーム展開となったが、韓国の気迫のある両サイドからの攻撃に最後まで十分な対応ができず、また要所で手痛いミスなどもあり、セットカウント0-3のストレートで敗戦。本大会を4位で終了した。
第1セット、坂本奈々香のアタックが小気味よく決まり、17-14とリードを保って試合を進めた。中盤以降、頻回なメンバーチェンジでリズムを変えようとする韓国に徐々に点差を詰められると、日本にアタックミスが出て22-24と韓国にセットポイントを握られた。日本も山内美咲のブロックなどの連続得点で24-24と意地を見せたが、踏ん張りもそこまで。最後も日本のアタックミスで24-26と第1セットを失った。
第2セット、第1セットを接戦の末に失ったためか、チームのリズムがかみ合わない日本。序盤は韓国の硬軟を交えた攻撃に対応できず、加えてタッチネットなどのミスで7-13と大きく引き離された。ここで一気に3人の選手を交代させる勝負に出た日本ベンチ。これが功を奏して、途中交代した今村優香のアタック5得点などで23-24と必死に追いすがった。しかし、最後は日本の気迫をいなすかのようにコート中央にフェイントを決められて、23-25と第2セットも失ってしまった。
第3セット、第2セットで調子が上がった今村を先発させた。ゲームの主導権を握りたい日本は前半、坂本の踏ん張りもあり13-14とほぼ互角の試合展開とした。しかし、韓国のコースを丹念に突く攻撃に日本のブロックが翻弄され始めると、じわじわと点差を離された。終盤はレシーブでも粘る韓国にしばしば日本のアタックがラインを割る場面が目立ち、韓国に連続得点を許す展開となった。最後も15-21から韓国に4連続得点を奪われ、15-25で第3セットを落とし、本大会の4位が確定した。
○個人賞
日本選手の受賞なし
5月8日 日本×タイ セミファイナルラウンド(1-4位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2
25
25
21
20
13
タイ
3
21
23
25
25
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23 女子バレーボール選手権大会、セミファイナルラウンド(1-4位)。クウォーターファイナルラウンド(1-8位)でイランを破り勝ち上がってきたタイと対戦した。日本は相手のミスにも助けられながら粘りのあるバレーボールを展開し2セットを先取した。しかし平均年齢19,1歳と本大会最も若いチームでありながら、パワーと巧さのあるスパイクと安定したレシーブ力で日本は苦戦を強いられ、フルセットの末、敗戦を喫した。この結果日本は本大会3位もしくは4位が決定し、「第2回世界U-23女子選手権大会」の出場権を逃した。次戦は5月9日(現地時間)14時30より、韓国とファイナルラウンド(3位決定戦)を戦う。
第1セット、坂本奈々香のスパイクが小気味よく決まり19-14とリードを保った。終盤はタイも粘りを見せ一進一退の攻防となったが、井上愛里沙と間橋香織のスパイクで対抗し25-21と第1セットを先取した。
第2セット,序盤4-8とタイに先行されたが、井上と間橋の攻撃陣が第1セットに引き続き好調で徐々に追い上げを図る日本。終盤19-21から兒玉仁美のブロックポイントを起点に連続得点を重ね、25-23と逆転で第2セットを連取した。
第3セット、立ち上がりスパイクミスが目立ち始め、5-10とリードを許した。その後、井上のスパイクによる連続得点で追い上げを見せたが、タイの時間差攻撃を交えたサイドからの攻撃が日本のブロックを弾き、21-25と第3セットを失った。
第4セット、勢いづいたタイの多彩な攻撃が、日本のブロックに的を絞らせず面白いように決まりだし、4-10と劣勢になった日本。キャプテン・村永奈央を中心とした攻撃陣が活躍し、中盤以降は一進一退のゲーム展開となったが、タイの変化鋭いサーブにサーブレシーブが乱された日本は、終盤に連続ブロックポイントを許し、20-25と第4セットを落とした。
第5セット、両チームとも一歩も譲らないゲーム展開で会場も大いに盛り上がった。しかし12-12となった終盤に、日本のスパイクミスとタイのサーブポイントで12-14とされると、最後は勢いの衰えないタイのスパイクが日本コートに突き刺さり第5セットを13-15で奪われた。
5月7日 日本×インド クウォーターファイナルラウンド(1-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
25
25
–
–
インド
0
17
17
14
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、クウォーターファイナルラウンド(1-8位)。順位決定予備戦(1-8位)E組を1位で通過した日本は、同F組4位のインドと対戦した。サイドからのパワフルな攻撃が魅力のインドに対して、日本はセットごとにスターティングメンバーやスタートポジションを入れ替えながら応戦。さらに厳しい戦いが予想されるセミファイナルラウンド以降を視野に入れながらの対応となったが、コースを狙ったサーブなどが機能し、セットカウント3-0のストレートでインドに勝利した。次戦は5月8日(現地時間)19時より、本大会の決勝戦進出と「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」(8月12日~19日/アンカラ[トルコ])の出場権を懸けてタイと戦う。
第1セット、いきなり比金みなみの連続サービスエースなどで5-0とリードした日本。たまらずインドがタイムアウトを取ると、その後はインドの思い切りのいいスパイクが日本のブロックを弾くなど、中盤は一進一退のゲーム展開となった。しかし、終盤はサーブが走る日本がゲームをコントロールし、井上愛里沙、間橋香織らアタッカー陣の活躍もあり、25-17で第1セットを先取した。
第1セットと異なるローテーションでスタートした第2セット、中盤まではコースを打ち分けるインドの攻撃に、井上、坂本奈々香のアタックなどで対抗し、17-15と拮抗したゲーム展開となった。日本はキャプテン・村永奈央の強力なアタックをきっかけに流れを引き寄せると、最後は三浦芙実のブロックによって25-17とし、2セットを連取した。
第3セット、スターティングメンバーを入れ替えて臨んだ日本は序盤、インドのサイドからのアタックに攻め立てられ,この試合初めて3-5とリードを許した。それで闘志に火がついた日本は、攻撃に粗さのあるインドにも助けられたが、今村優香、南波美紅、間橋が揃ってアタックで得点を重ね、25-14と一気にインドを引き離し第3セットを奪取。セミファイナルラウンド(1-4位)に駒を進めた。
5月5日 日本×イラン 順位決定予備戦(1-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝
3
25
25
25
–
–
イラン
1勝2敗
0
13
7
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23 女子バレーボール選手権大会、順位決定予備戦(1-8位)E組第2戦。1次ラウンドC組1位の日本は同リーグA組1位のイランと対戦した。近年著しい強化を図り、1次ラウンドも好調のイランに対し日本は慎重な試合運びを展開。3-0のストレートで勝利した。この結果日本はE組を1位で通過し、次戦は5月7日(現地時間)12時より、F組4位のインドとクウォーターファイナルラウンド(1-8位)を戦う。
第1セット、セッター・比金みなみをスターティングメンバーに起用。両チームとも序盤は相手の出方をうかがい得点の取り合いとなり、1回目のテクニカルタイムアウトは日本が8-7で奪う。タイムアウト後、山内美咲と井上愛里沙のスパイクなどで得点を重ねると、終盤には井上のサーブポイントなどで9連続得点と一気にイランを突き放し、25-13で第1セットを先取した。
第2セット、序盤から日本のペースで試合は進む。前セットに引き続き好調の井上と山内が攻撃の軸となり、25-7と連取した。
第3セット、スターティングメンバーを若干入れ替えて臨んだ日本。序盤、5-0と一気にイランを攻め立てた。タイムアウトを取ったイランに対し、その後日本はミスを出してしまい16-11とイランを突き放すことができない。しかし、終盤に途中出場した柴田真果のサーブポイントをきっかけに日本がゲームを支配すると、最後は山内と井上の連続スパイクポイントで25-15と第3セットを奪った。
◆順位決定予備戦(1-8位) 最終順位
【E組】
1位 日本(勝点9、3勝0敗)
2位 チャイニーズタイペイ(勝点6、2勝1敗)
3位 イラン(勝点3、1勝2敗)
4位 フィリピン(勝点0、0勝3敗)
【F組】
1位 中国(勝点8、3勝0敗)
2位 タイ(勝点5、2勝1敗)
3位 韓国(勝点2、1勝2敗)
4位 インド(勝点0、0勝3敗)
5月4日 日本×フィリピン 順位決定予備戦(1-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
25
25
25
–
–
フィリピン
2敗
0
12
18
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、順位決定予備戦(1-8位)第1戦。1次ラウンドC組1位の日本は同リーグ戦A組2位の開催国・フィリピンと対戦した。会場一杯の観客の応援を背に受け、気合いの入ったプレーを随所に見せるフィリピンに対し、完全なアウェー状態を強いられた日本であったが、終始落ち着いたゲーム運びで試合を支配し、セットカウント3-0のストレートで勝利した。次戦は5月5日(現地時間)14時より、1次リーグ戦A組1位のイランと順位決定予備戦(1-8位)第2戦を戦う。
第1セット、序盤から間橋香織、兒玉仁美の19歳コンビを中心に、アタックやサーブでポイントを重ねて一気に15-7とした。フィリピンにブロックをかわされ強烈なアタックを打ち込まれる場面もあったが、終盤に入ると日本は途中出場した山内美咲の連続スパイクなどで順調に加点し、25-12とフィリピンを圧倒して第1セットをものにした。
第1セットと同じメンバーでスタートした第2セット、序盤は5-5まで一進一退の攻防が続き、地元・フィリピンを応援する会場内の声援もヒートアップした。しかし、柴田真果の5連続サーブで一気にフィリピンを突き放すと、その後も3得点を挙げたブロックで相手の思い切りの良いスパイクを封じ込め、25-18と2セットを連取した。
第3セット、日本はメンバーを大幅に入れ替えて臨んだ。序盤はフィリピンの硬軟を交えたアタックと自らのミスで5-8とこの試合で初めてリードを許し、1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。しかし、その後は南波美紅や比金みなみの効果的なサーブでフィリピンのレセプション(サーブレシーブ)を崩すと、山内、井上愛里沙の相手ブロックを弾くアタックで一気に点差を広げた。最後は途中出場のキャプテン・村永奈央が強烈なアタックを決めて、25-15と第3セットを奪い試合を締めくくった。
◆順位決定予備戦(1-8位) 順位表(5月4日終了時点)
【E組】
1位 日本(勝点6、2勝0敗)
2位 チャイニーズタイペイ(勝点3、1勝1敗、セット率=1.333)
3位 イラン(勝点3、1勝1敗、セット率=0.750)
4位 フィリピン(勝点0、0勝2敗)
【F組】
1位 中国(勝点5、2勝0敗、セット率=3.000、得点率=1.336)
2位 タイ(勝点5、2勝0敗、セット率=3.000、得点率-1.152)
3位 韓国(勝点2、0勝2敗)
4位 インド(勝点0、0勝2敗)
5月2日 日本×チャイニーズタイペイ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
24
26
25
25
–
チャイニーズタイペイ
1敗
1
26
24
23
10
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦第2戦。C組の日本はチャイニーズタイペイと対戦した。8月にトルコで開催される「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」の出場権を獲得するためには、1次リーグ戦1位通過は必須条件であったが、その前に近年強化が目覚ましいチャイニーズタイペイが大きく立ちはだかった。チャイニーズタイペイのスピードと変化のあるサーブや、思い切りのいいスパイクに前半は大いに苦しまされた日本だったが、後半に入り心理的、体力的なスタミナでチャイニーズタイペイを上回ると、セットカウント3-1と辛くもチャイニーズタイペイを突き放し、1次リーグ戦2連勝。5月3日に行われる同リーグ戦最終戦の結果を待たずにC組1位通過を決めた。次戦は5月4日(現地時間)14時より、順位決定予備戦(1-8位)E組で、1次リーグ戦A組を2位で通過したチームと対戦する。
第1セット、序盤はキャプテン・村永奈央のスパイクが小気味よく決まり、12-6と一気にリードした。しかし、ここからチャイニーズタイペイのバックアタックを絡めた両サイドからのアタックが機能しはじめ、じりじりと点差を詰められた。一時は20-15とほぼセットをものにしたかと思われた日本だったが、24-23とセットポイントを握りながらも連続アタックミスを犯して、24-26とされ第1セットを失った。
第2セット、間橋香織を立ち上がりから起用し、ローテーションにも変化を加えて臨んだが、第1セット終盤の接戦を彷彿とさせる展開が続いた。チャイニーズタイペイのサーブにレセプション(サーブレシーブ)も苦しめられ十分な攻撃が展開できない中、村永や間橋のアタックで対抗し、24-24のデュースに持ち込んだ。最後は兒玉仁美のブロックポイントと南波美紅の効果的なサーブで26-24として、第2セットを逆転でものにした。
第3セット、序盤は依然として果敢な戦闘精神を維持するチャイニーズタイペイの勢いに押され、一時は8-14とリードを許した日本だったが、柴田真果、村永の効果的なサーブや、間橋のアタックで9得点、ブロックで3得点という獅子奮迅の活躍で得点を重ねると、最後は25-23と追いすがるチャーニーズタイペイを突き放し、接戦ではあったが第3セットを奪取した。
第4セット、接戦となった第3セットを取って若干余裕の出た日本。セッター・柴田のバランスよくアタッカーにトスを配給する本来の攻撃スタイルが功を奏して、一気に20-9とした。終盤は南波の連続サービスエースなどが決まり、25-10で第4セットを奪った。
◆1次リーグ戦最終順位
【A組】
1位:イラン(勝点5、2勝0敗)
2位:フィリピン(勝点3、1勝1敗)
3位:カザフスタン(勝点1、0勝2敗)
【B組】
1位:中国(勝点6、2勝0敗)
2位:インド(勝点3、1勝1敗)
3位:マカオ(勝点0、0勝2敗)
【C組】
1位:日本(勝点6、2勝0敗)
2位:チャイニーズタイペイ(勝点3、1勝1敗)
3位:モルディブ(勝点0、0勝2敗)
【D組】
1位:タイ(勝点5、2勝0敗)
2位:韓国(勝点4、1勝1敗)
3位:ウズベキスタン(勝点0、0勝2敗)
5月1日 日本×モルディブ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
モルディブ
1敗
0
4
11
3
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23 女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦第1戦。C組の日本はモルディブと本大会初戦を戦った。大学生7名に加えV・プレミアリーグの選手5名を加えたチーム編成で臨んだ日本は、終始主導権を握り全選手がコート上でのプレーを経験。セットカウント3-0のストレートでモルディブに勝利し、本大会の初戦を勝利で飾った。次戦は5月2日(現地時間)18時30よりチャイニーズタイペイと1次リーグ戦2戦目を戦う。(※5月2日の試合時間が、先日プレスリリースにてご案内した「14時」から変更になっています)なお本大会の優勝チームと準優勝チームには、8月12日(水)から19日(水)までトルコのアンカラで開催される「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」の出場権が与えられる。
第1セット、日本は初戦の硬さもまったく見られず、セッター・柴田真果が配給を散らして相手に的を絞らせない。山内美咲と坂本奈々香の両サイドからのスパイクや三浦茉実や間橋香織のサーブで得点を加えた日本は25-4で第1セットを先取した。
第2セット、前半モルディブを圧倒していたが、後半は日本もミスが目立ち始めた。2枚替えなど積極的なメンバーチェンジが効果的に機能し、攻撃力の勝る日本が25-11と2セットを連取した。
第3セット、キャプテン・村永奈央を起用。好調を持続する日本は、兒玉仁美がこの試合初のブロックポイントを決めると、計4本のブロックポイントを記録。また南波美紅が8本のサービスエースを奪うなど圧倒的な内容で、第3セットを25-3で取った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 0 | 24 | 23 | 15 | – | – |
韓国 | 3 | 26 | 25 | 25 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、3位決定戦。日本は韓国と対戦した。前日8日のセミファイナルラウンド(1-4位)でタイに敗戦し、8月にトルコで開催される「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」の出場権を獲得できなかった日本。最低でも銅メダルを獲得して本大会を締めくくりたいところだった。第1、2セットは日本の攻撃も機能し、ほぼ対等のゲーム展開となったが、韓国の気迫のある両サイドからの攻撃に最後まで十分な対応ができず、また要所で手痛いミスなどもあり、セットカウント0-3のストレートで敗戦。本大会を4位で終了した。
第1セット、坂本奈々香のアタックが小気味よく決まり、17-14とリードを保って試合を進めた。中盤以降、頻回なメンバーチェンジでリズムを変えようとする韓国に徐々に点差を詰められると、日本にアタックミスが出て22-24と韓国にセットポイントを握られた。日本も山内美咲のブロックなどの連続得点で24-24と意地を見せたが、踏ん張りもそこまで。最後も日本のアタックミスで24-26と第1セットを失った。
第2セット、第1セットを接戦の末に失ったためか、チームのリズムがかみ合わない日本。序盤は韓国の硬軟を交えた攻撃に対応できず、加えてタッチネットなどのミスで7-13と大きく引き離された。ここで一気に3人の選手を交代させる勝負に出た日本ベンチ。これが功を奏して、途中交代した今村優香のアタック5得点などで23-24と必死に追いすがった。しかし、最後は日本の気迫をいなすかのようにコート中央にフェイントを決められて、23-25と第2セットも失ってしまった。
第3セット、第2セットで調子が上がった今村を先発させた。ゲームの主導権を握りたい日本は前半、坂本の踏ん張りもあり13-14とほぼ互角の試合展開とした。しかし、韓国のコースを丹念に突く攻撃に日本のブロックが翻弄され始めると、じわじわと点差を離された。終盤はレシーブでも粘る韓国にしばしば日本のアタックがラインを割る場面が目立ち、韓国に連続得点を許す展開となった。最後も15-21から韓国に4連続得点を奪われ、15-25で第3セットを落とし、本大会の4位が確定した。
○個人賞
日本選手の受賞なし
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 2 | 25 | 25 | 21 | 20 | 13 |
タイ | 3 | 21 | 23 | 25 | 25 | 15 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23 女子バレーボール選手権大会、セミファイナルラウンド(1-4位)。クウォーターファイナルラウンド(1-8位)でイランを破り勝ち上がってきたタイと対戦した。日本は相手のミスにも助けられながら粘りのあるバレーボールを展開し2セットを先取した。しかし平均年齢19,1歳と本大会最も若いチームでありながら、パワーと巧さのあるスパイクと安定したレシーブ力で日本は苦戦を強いられ、フルセットの末、敗戦を喫した。この結果日本は本大会3位もしくは4位が決定し、「第2回世界U-23女子選手権大会」の出場権を逃した。次戦は5月9日(現地時間)14時30より、韓国とファイナルラウンド(3位決定戦)を戦う。
第1セット、坂本奈々香のスパイクが小気味よく決まり19-14とリードを保った。終盤はタイも粘りを見せ一進一退の攻防となったが、井上愛里沙と間橋香織のスパイクで対抗し25-21と第1セットを先取した。
第2セット,序盤4-8とタイに先行されたが、井上と間橋の攻撃陣が第1セットに引き続き好調で徐々に追い上げを図る日本。終盤19-21から兒玉仁美のブロックポイントを起点に連続得点を重ね、25-23と逆転で第2セットを連取した。
第3セット、立ち上がりスパイクミスが目立ち始め、5-10とリードを許した。その後、井上のスパイクによる連続得点で追い上げを見せたが、タイの時間差攻撃を交えたサイドからの攻撃が日本のブロックを弾き、21-25と第3セットを失った。
第4セット、勢いづいたタイの多彩な攻撃が、日本のブロックに的を絞らせず面白いように決まりだし、4-10と劣勢になった日本。キャプテン・村永奈央を中心とした攻撃陣が活躍し、中盤以降は一進一退のゲーム展開となったが、タイの変化鋭いサーブにサーブレシーブが乱された日本は、終盤に連続ブロックポイントを許し、20-25と第4セットを落とした。
第5セット、両チームとも一歩も譲らないゲーム展開で会場も大いに盛り上がった。しかし12-12となった終盤に、日本のスパイクミスとタイのサーブポイントで12-14とされると、最後は勢いの衰えないタイのスパイクが日本コートに突き刺さり第5セットを13-15で奪われた。
5月7日 日本×インド クウォーターファイナルラウンド(1-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
25
25
–
–
インド
0
17
17
14
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、クウォーターファイナルラウンド(1-8位)。順位決定予備戦(1-8位)E組を1位で通過した日本は、同F組4位のインドと対戦した。サイドからのパワフルな攻撃が魅力のインドに対して、日本はセットごとにスターティングメンバーやスタートポジションを入れ替えながら応戦。さらに厳しい戦いが予想されるセミファイナルラウンド以降を視野に入れながらの対応となったが、コースを狙ったサーブなどが機能し、セットカウント3-0のストレートでインドに勝利した。次戦は5月8日(現地時間)19時より、本大会の決勝戦進出と「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」(8月12日~19日/アンカラ[トルコ])の出場権を懸けてタイと戦う。
第1セット、いきなり比金みなみの連続サービスエースなどで5-0とリードした日本。たまらずインドがタイムアウトを取ると、その後はインドの思い切りのいいスパイクが日本のブロックを弾くなど、中盤は一進一退のゲーム展開となった。しかし、終盤はサーブが走る日本がゲームをコントロールし、井上愛里沙、間橋香織らアタッカー陣の活躍もあり、25-17で第1セットを先取した。
第1セットと異なるローテーションでスタートした第2セット、中盤まではコースを打ち分けるインドの攻撃に、井上、坂本奈々香のアタックなどで対抗し、17-15と拮抗したゲーム展開となった。日本はキャプテン・村永奈央の強力なアタックをきっかけに流れを引き寄せると、最後は三浦芙実のブロックによって25-17とし、2セットを連取した。
第3セット、スターティングメンバーを入れ替えて臨んだ日本は序盤、インドのサイドからのアタックに攻め立てられ,この試合初めて3-5とリードを許した。それで闘志に火がついた日本は、攻撃に粗さのあるインドにも助けられたが、今村優香、南波美紅、間橋が揃ってアタックで得点を重ね、25-14と一気にインドを引き離し第3セットを奪取。セミファイナルラウンド(1-4位)に駒を進めた。
5月5日 日本×イラン 順位決定予備戦(1-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝
3
25
25
25
–
–
イラン
1勝2敗
0
13
7
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23 女子バレーボール選手権大会、順位決定予備戦(1-8位)E組第2戦。1次ラウンドC組1位の日本は同リーグA組1位のイランと対戦した。近年著しい強化を図り、1次ラウンドも好調のイランに対し日本は慎重な試合運びを展開。3-0のストレートで勝利した。この結果日本はE組を1位で通過し、次戦は5月7日(現地時間)12時より、F組4位のインドとクウォーターファイナルラウンド(1-8位)を戦う。
第1セット、セッター・比金みなみをスターティングメンバーに起用。両チームとも序盤は相手の出方をうかがい得点の取り合いとなり、1回目のテクニカルタイムアウトは日本が8-7で奪う。タイムアウト後、山内美咲と井上愛里沙のスパイクなどで得点を重ねると、終盤には井上のサーブポイントなどで9連続得点と一気にイランを突き放し、25-13で第1セットを先取した。
第2セット、序盤から日本のペースで試合は進む。前セットに引き続き好調の井上と山内が攻撃の軸となり、25-7と連取した。
第3セット、スターティングメンバーを若干入れ替えて臨んだ日本。序盤、5-0と一気にイランを攻め立てた。タイムアウトを取ったイランに対し、その後日本はミスを出してしまい16-11とイランを突き放すことができない。しかし、終盤に途中出場した柴田真果のサーブポイントをきっかけに日本がゲームを支配すると、最後は山内と井上の連続スパイクポイントで25-15と第3セットを奪った。
◆順位決定予備戦(1-8位) 最終順位
【E組】
1位 日本(勝点9、3勝0敗)
2位 チャイニーズタイペイ(勝点6、2勝1敗)
3位 イラン(勝点3、1勝2敗)
4位 フィリピン(勝点0、0勝3敗)
【F組】
1位 中国(勝点8、3勝0敗)
2位 タイ(勝点5、2勝1敗)
3位 韓国(勝点2、1勝2敗)
4位 インド(勝点0、0勝3敗)
5月4日 日本×フィリピン 順位決定予備戦(1-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
25
25
25
–
–
フィリピン
2敗
0
12
18
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、順位決定予備戦(1-8位)第1戦。1次ラウンドC組1位の日本は同リーグ戦A組2位の開催国・フィリピンと対戦した。会場一杯の観客の応援を背に受け、気合いの入ったプレーを随所に見せるフィリピンに対し、完全なアウェー状態を強いられた日本であったが、終始落ち着いたゲーム運びで試合を支配し、セットカウント3-0のストレートで勝利した。次戦は5月5日(現地時間)14時より、1次リーグ戦A組1位のイランと順位決定予備戦(1-8位)第2戦を戦う。
第1セット、序盤から間橋香織、兒玉仁美の19歳コンビを中心に、アタックやサーブでポイントを重ねて一気に15-7とした。フィリピンにブロックをかわされ強烈なアタックを打ち込まれる場面もあったが、終盤に入ると日本は途中出場した山内美咲の連続スパイクなどで順調に加点し、25-12とフィリピンを圧倒して第1セットをものにした。
第1セットと同じメンバーでスタートした第2セット、序盤は5-5まで一進一退の攻防が続き、地元・フィリピンを応援する会場内の声援もヒートアップした。しかし、柴田真果の5連続サーブで一気にフィリピンを突き放すと、その後も3得点を挙げたブロックで相手の思い切りの良いスパイクを封じ込め、25-18と2セットを連取した。
第3セット、日本はメンバーを大幅に入れ替えて臨んだ。序盤はフィリピンの硬軟を交えたアタックと自らのミスで5-8とこの試合で初めてリードを許し、1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。しかし、その後は南波美紅や比金みなみの効果的なサーブでフィリピンのレセプション(サーブレシーブ)を崩すと、山内、井上愛里沙の相手ブロックを弾くアタックで一気に点差を広げた。最後は途中出場のキャプテン・村永奈央が強烈なアタックを決めて、25-15と第3セットを奪い試合を締めくくった。
◆順位決定予備戦(1-8位) 順位表(5月4日終了時点)
【E組】
1位 日本(勝点6、2勝0敗)
2位 チャイニーズタイペイ(勝点3、1勝1敗、セット率=1.333)
3位 イラン(勝点3、1勝1敗、セット率=0.750)
4位 フィリピン(勝点0、0勝2敗)
【F組】
1位 中国(勝点5、2勝0敗、セット率=3.000、得点率=1.336)
2位 タイ(勝点5、2勝0敗、セット率=3.000、得点率-1.152)
3位 韓国(勝点2、0勝2敗)
4位 インド(勝点0、0勝2敗)
5月2日 日本×チャイニーズタイペイ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
24
26
25
25
–
チャイニーズタイペイ
1敗
1
26
24
23
10
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦第2戦。C組の日本はチャイニーズタイペイと対戦した。8月にトルコで開催される「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」の出場権を獲得するためには、1次リーグ戦1位通過は必須条件であったが、その前に近年強化が目覚ましいチャイニーズタイペイが大きく立ちはだかった。チャイニーズタイペイのスピードと変化のあるサーブや、思い切りのいいスパイクに前半は大いに苦しまされた日本だったが、後半に入り心理的、体力的なスタミナでチャイニーズタイペイを上回ると、セットカウント3-1と辛くもチャイニーズタイペイを突き放し、1次リーグ戦2連勝。5月3日に行われる同リーグ戦最終戦の結果を待たずにC組1位通過を決めた。次戦は5月4日(現地時間)14時より、順位決定予備戦(1-8位)E組で、1次リーグ戦A組を2位で通過したチームと対戦する。
第1セット、序盤はキャプテン・村永奈央のスパイクが小気味よく決まり、12-6と一気にリードした。しかし、ここからチャイニーズタイペイのバックアタックを絡めた両サイドからのアタックが機能しはじめ、じりじりと点差を詰められた。一時は20-15とほぼセットをものにしたかと思われた日本だったが、24-23とセットポイントを握りながらも連続アタックミスを犯して、24-26とされ第1セットを失った。
第2セット、間橋香織を立ち上がりから起用し、ローテーションにも変化を加えて臨んだが、第1セット終盤の接戦を彷彿とさせる展開が続いた。チャイニーズタイペイのサーブにレセプション(サーブレシーブ)も苦しめられ十分な攻撃が展開できない中、村永や間橋のアタックで対抗し、24-24のデュースに持ち込んだ。最後は兒玉仁美のブロックポイントと南波美紅の効果的なサーブで26-24として、第2セットを逆転でものにした。
第3セット、序盤は依然として果敢な戦闘精神を維持するチャイニーズタイペイの勢いに押され、一時は8-14とリードを許した日本だったが、柴田真果、村永の効果的なサーブや、間橋のアタックで9得点、ブロックで3得点という獅子奮迅の活躍で得点を重ねると、最後は25-23と追いすがるチャーニーズタイペイを突き放し、接戦ではあったが第3セットを奪取した。
第4セット、接戦となった第3セットを取って若干余裕の出た日本。セッター・柴田のバランスよくアタッカーにトスを配給する本来の攻撃スタイルが功を奏して、一気に20-9とした。終盤は南波の連続サービスエースなどが決まり、25-10で第4セットを奪った。
◆1次リーグ戦最終順位
【A組】
1位:イラン(勝点5、2勝0敗)
2位:フィリピン(勝点3、1勝1敗)
3位:カザフスタン(勝点1、0勝2敗)
【B組】
1位:中国(勝点6、2勝0敗)
2位:インド(勝点3、1勝1敗)
3位:マカオ(勝点0、0勝2敗)
【C組】
1位:日本(勝点6、2勝0敗)
2位:チャイニーズタイペイ(勝点3、1勝1敗)
3位:モルディブ(勝点0、0勝2敗)
【D組】
1位:タイ(勝点5、2勝0敗)
2位:韓国(勝点4、1勝1敗)
3位:ウズベキスタン(勝点0、0勝2敗)
5月1日 日本×モルディブ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
モルディブ
1敗
0
4
11
3
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23 女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦第1戦。C組の日本はモルディブと本大会初戦を戦った。大学生7名に加えV・プレミアリーグの選手5名を加えたチーム編成で臨んだ日本は、終始主導権を握り全選手がコート上でのプレーを経験。セットカウント3-0のストレートでモルディブに勝利し、本大会の初戦を勝利で飾った。次戦は5月2日(現地時間)18時30よりチャイニーズタイペイと1次リーグ戦2戦目を戦う。(※5月2日の試合時間が、先日プレスリリースにてご案内した「14時」から変更になっています)なお本大会の優勝チームと準優勝チームには、8月12日(水)から19日(水)までトルコのアンカラで開催される「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」の出場権が与えられる。
第1セット、日本は初戦の硬さもまったく見られず、セッター・柴田真果が配給を散らして相手に的を絞らせない。山内美咲と坂本奈々香の両サイドからのスパイクや三浦茉実や間橋香織のサーブで得点を加えた日本は25-4で第1セットを先取した。
第2セット、前半モルディブを圧倒していたが、後半は日本もミスが目立ち始めた。2枚替えなど積極的なメンバーチェンジが効果的に機能し、攻撃力の勝る日本が25-11と2セットを連取した。
第3セット、キャプテン・村永奈央を起用。好調を持続する日本は、兒玉仁美がこの試合初のブロックポイントを決めると、計4本のブロックポイントを記録。また南波美紅が8本のサービスエースを奪うなど圧倒的な内容で、第3セットを25-3で取った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
インド | 0 | 17 | 17 | 14 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、クウォーターファイナルラウンド(1-8位)。順位決定予備戦(1-8位)E組を1位で通過した日本は、同F組4位のインドと対戦した。サイドからのパワフルな攻撃が魅力のインドに対して、日本はセットごとにスターティングメンバーやスタートポジションを入れ替えながら応戦。さらに厳しい戦いが予想されるセミファイナルラウンド以降を視野に入れながらの対応となったが、コースを狙ったサーブなどが機能し、セットカウント3-0のストレートでインドに勝利した。次戦は5月8日(現地時間)19時より、本大会の決勝戦進出と「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」(8月12日~19日/アンカラ[トルコ])の出場権を懸けてタイと戦う。
第1セット、いきなり比金みなみの連続サービスエースなどで5-0とリードした日本。たまらずインドがタイムアウトを取ると、その後はインドの思い切りのいいスパイクが日本のブロックを弾くなど、中盤は一進一退のゲーム展開となった。しかし、終盤はサーブが走る日本がゲームをコントロールし、井上愛里沙、間橋香織らアタッカー陣の活躍もあり、25-17で第1セットを先取した。
第1セットと異なるローテーションでスタートした第2セット、中盤まではコースを打ち分けるインドの攻撃に、井上、坂本奈々香のアタックなどで対抗し、17-15と拮抗したゲーム展開となった。日本はキャプテン・村永奈央の強力なアタックをきっかけに流れを引き寄せると、最後は三浦芙実のブロックによって25-17とし、2セットを連取した。
第3セット、スターティングメンバーを入れ替えて臨んだ日本は序盤、インドのサイドからのアタックに攻め立てられ,この試合初めて3-5とリードを許した。それで闘志に火がついた日本は、攻撃に粗さのあるインドにも助けられたが、今村優香、南波美紅、間橋が揃ってアタックで得点を重ね、25-14と一気にインドを引き離し第3セットを奪取。セミファイナルラウンド(1-4位)に駒を進めた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 3勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
イラン 1勝2敗 |
0 | 13 | 7 | 15 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23 女子バレーボール選手権大会、順位決定予備戦(1-8位)E組第2戦。1次ラウンドC組1位の日本は同リーグA組1位のイランと対戦した。近年著しい強化を図り、1次ラウンドも好調のイランに対し日本は慎重な試合運びを展開。3-0のストレートで勝利した。この結果日本はE組を1位で通過し、次戦は5月7日(現地時間)12時より、F組4位のインドとクウォーターファイナルラウンド(1-8位)を戦う。
第1セット、セッター・比金みなみをスターティングメンバーに起用。両チームとも序盤は相手の出方をうかがい得点の取り合いとなり、1回目のテクニカルタイムアウトは日本が8-7で奪う。タイムアウト後、山内美咲と井上愛里沙のスパイクなどで得点を重ねると、終盤には井上のサーブポイントなどで9連続得点と一気にイランを突き放し、25-13で第1セットを先取した。
第2セット、序盤から日本のペースで試合は進む。前セットに引き続き好調の井上と山内が攻撃の軸となり、25-7と連取した。
第3セット、スターティングメンバーを若干入れ替えて臨んだ日本。序盤、5-0と一気にイランを攻め立てた。タイムアウトを取ったイランに対し、その後日本はミスを出してしまい16-11とイランを突き放すことができない。しかし、終盤に途中出場した柴田真果のサーブポイントをきっかけに日本がゲームを支配すると、最後は山内と井上の連続スパイクポイントで25-15と第3セットを奪った。
◆順位決定予備戦(1-8位) 最終順位
【E組】
1位 日本(勝点9、3勝0敗)
2位 チャイニーズタイペイ(勝点6、2勝1敗)
3位 イラン(勝点3、1勝2敗)
4位 フィリピン(勝点0、0勝3敗)
【F組】
1位 中国(勝点8、3勝0敗)
2位 タイ(勝点5、2勝1敗)
3位 韓国(勝点2、1勝2敗)
4位 インド(勝点0、0勝3敗)
5月4日 日本×フィリピン 順位決定予備戦(1-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
25
25
25
–
–
フィリピン
2敗
0
12
18
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、順位決定予備戦(1-8位)第1戦。1次ラウンドC組1位の日本は同リーグ戦A組2位の開催国・フィリピンと対戦した。会場一杯の観客の応援を背に受け、気合いの入ったプレーを随所に見せるフィリピンに対し、完全なアウェー状態を強いられた日本であったが、終始落ち着いたゲーム運びで試合を支配し、セットカウント3-0のストレートで勝利した。次戦は5月5日(現地時間)14時より、1次リーグ戦A組1位のイランと順位決定予備戦(1-8位)第2戦を戦う。
第1セット、序盤から間橋香織、兒玉仁美の19歳コンビを中心に、アタックやサーブでポイントを重ねて一気に15-7とした。フィリピンにブロックをかわされ強烈なアタックを打ち込まれる場面もあったが、終盤に入ると日本は途中出場した山内美咲の連続スパイクなどで順調に加点し、25-12とフィリピンを圧倒して第1セットをものにした。
第1セットと同じメンバーでスタートした第2セット、序盤は5-5まで一進一退の攻防が続き、地元・フィリピンを応援する会場内の声援もヒートアップした。しかし、柴田真果の5連続サーブで一気にフィリピンを突き放すと、その後も3得点を挙げたブロックで相手の思い切りの良いスパイクを封じ込め、25-18と2セットを連取した。
第3セット、日本はメンバーを大幅に入れ替えて臨んだ。序盤はフィリピンの硬軟を交えたアタックと自らのミスで5-8とこの試合で初めてリードを許し、1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。しかし、その後は南波美紅や比金みなみの効果的なサーブでフィリピンのレセプション(サーブレシーブ)を崩すと、山内、井上愛里沙の相手ブロックを弾くアタックで一気に点差を広げた。最後は途中出場のキャプテン・村永奈央が強烈なアタックを決めて、25-15と第3セットを奪い試合を締めくくった。
◆順位決定予備戦(1-8位) 順位表(5月4日終了時点)
【E組】
1位 日本(勝点6、2勝0敗)
2位 チャイニーズタイペイ(勝点3、1勝1敗、セット率=1.333)
3位 イラン(勝点3、1勝1敗、セット率=0.750)
4位 フィリピン(勝点0、0勝2敗)
【F組】
1位 中国(勝点5、2勝0敗、セット率=3.000、得点率=1.336)
2位 タイ(勝点5、2勝0敗、セット率=3.000、得点率-1.152)
3位 韓国(勝点2、0勝2敗)
4位 インド(勝点0、0勝2敗)
5月2日 日本×チャイニーズタイペイ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
24
26
25
25
–
チャイニーズタイペイ
1敗
1
26
24
23
10
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦第2戦。C組の日本はチャイニーズタイペイと対戦した。8月にトルコで開催される「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」の出場権を獲得するためには、1次リーグ戦1位通過は必須条件であったが、その前に近年強化が目覚ましいチャイニーズタイペイが大きく立ちはだかった。チャイニーズタイペイのスピードと変化のあるサーブや、思い切りのいいスパイクに前半は大いに苦しまされた日本だったが、後半に入り心理的、体力的なスタミナでチャイニーズタイペイを上回ると、セットカウント3-1と辛くもチャイニーズタイペイを突き放し、1次リーグ戦2連勝。5月3日に行われる同リーグ戦最終戦の結果を待たずにC組1位通過を決めた。次戦は5月4日(現地時間)14時より、順位決定予備戦(1-8位)E組で、1次リーグ戦A組を2位で通過したチームと対戦する。
第1セット、序盤はキャプテン・村永奈央のスパイクが小気味よく決まり、12-6と一気にリードした。しかし、ここからチャイニーズタイペイのバックアタックを絡めた両サイドからのアタックが機能しはじめ、じりじりと点差を詰められた。一時は20-15とほぼセットをものにしたかと思われた日本だったが、24-23とセットポイントを握りながらも連続アタックミスを犯して、24-26とされ第1セットを失った。
第2セット、間橋香織を立ち上がりから起用し、ローテーションにも変化を加えて臨んだが、第1セット終盤の接戦を彷彿とさせる展開が続いた。チャイニーズタイペイのサーブにレセプション(サーブレシーブ)も苦しめられ十分な攻撃が展開できない中、村永や間橋のアタックで対抗し、24-24のデュースに持ち込んだ。最後は兒玉仁美のブロックポイントと南波美紅の効果的なサーブで26-24として、第2セットを逆転でものにした。
第3セット、序盤は依然として果敢な戦闘精神を維持するチャイニーズタイペイの勢いに押され、一時は8-14とリードを許した日本だったが、柴田真果、村永の効果的なサーブや、間橋のアタックで9得点、ブロックで3得点という獅子奮迅の活躍で得点を重ねると、最後は25-23と追いすがるチャーニーズタイペイを突き放し、接戦ではあったが第3セットを奪取した。
第4セット、接戦となった第3セットを取って若干余裕の出た日本。セッター・柴田のバランスよくアタッカーにトスを配給する本来の攻撃スタイルが功を奏して、一気に20-9とした。終盤は南波の連続サービスエースなどが決まり、25-10で第4セットを奪った。
◆1次リーグ戦最終順位
【A組】
1位:イラン(勝点5、2勝0敗)
2位:フィリピン(勝点3、1勝1敗)
3位:カザフスタン(勝点1、0勝2敗)
【B組】
1位:中国(勝点6、2勝0敗)
2位:インド(勝点3、1勝1敗)
3位:マカオ(勝点0、0勝2敗)
【C組】
1位:日本(勝点6、2勝0敗)
2位:チャイニーズタイペイ(勝点3、1勝1敗)
3位:モルディブ(勝点0、0勝2敗)
【D組】
1位:タイ(勝点5、2勝0敗)
2位:韓国(勝点4、1勝1敗)
3位:ウズベキスタン(勝点0、0勝2敗)
5月1日 日本×モルディブ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
モルディブ
1敗
0
4
11
3
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23 女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦第1戦。C組の日本はモルディブと本大会初戦を戦った。大学生7名に加えV・プレミアリーグの選手5名を加えたチーム編成で臨んだ日本は、終始主導権を握り全選手がコート上でのプレーを経験。セットカウント3-0のストレートでモルディブに勝利し、本大会の初戦を勝利で飾った。次戦は5月2日(現地時間)18時30よりチャイニーズタイペイと1次リーグ戦2戦目を戦う。(※5月2日の試合時間が、先日プレスリリースにてご案内した「14時」から変更になっています)なお本大会の優勝チームと準優勝チームには、8月12日(水)から19日(水)までトルコのアンカラで開催される「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」の出場権が与えられる。
第1セット、日本は初戦の硬さもまったく見られず、セッター・柴田真果が配給を散らして相手に的を絞らせない。山内美咲と坂本奈々香の両サイドからのスパイクや三浦茉実や間橋香織のサーブで得点を加えた日本は25-4で第1セットを先取した。
第2セット、前半モルディブを圧倒していたが、後半は日本もミスが目立ち始めた。2枚替えなど積極的なメンバーチェンジが効果的に機能し、攻撃力の勝る日本が25-11と2セットを連取した。
第3セット、キャプテン・村永奈央を起用。好調を持続する日本は、兒玉仁美がこの試合初のブロックポイントを決めると、計4本のブロックポイントを記録。また南波美紅が8本のサービスエースを奪うなど圧倒的な内容で、第3セットを25-3で取った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
フィリピン 2敗 |
0 | 12 | 18 | 15 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、順位決定予備戦(1-8位)第1戦。1次ラウンドC組1位の日本は同リーグ戦A組2位の開催国・フィリピンと対戦した。会場一杯の観客の応援を背に受け、気合いの入ったプレーを随所に見せるフィリピンに対し、完全なアウェー状態を強いられた日本であったが、終始落ち着いたゲーム運びで試合を支配し、セットカウント3-0のストレートで勝利した。次戦は5月5日(現地時間)14時より、1次リーグ戦A組1位のイランと順位決定予備戦(1-8位)第2戦を戦う。
第1セット、序盤から間橋香織、兒玉仁美の19歳コンビを中心に、アタックやサーブでポイントを重ねて一気に15-7とした。フィリピンにブロックをかわされ強烈なアタックを打ち込まれる場面もあったが、終盤に入ると日本は途中出場した山内美咲の連続スパイクなどで順調に加点し、25-12とフィリピンを圧倒して第1セットをものにした。
第1セットと同じメンバーでスタートした第2セット、序盤は5-5まで一進一退の攻防が続き、地元・フィリピンを応援する会場内の声援もヒートアップした。しかし、柴田真果の5連続サーブで一気にフィリピンを突き放すと、その後も3得点を挙げたブロックで相手の思い切りの良いスパイクを封じ込め、25-18と2セットを連取した。
第3セット、日本はメンバーを大幅に入れ替えて臨んだ。序盤はフィリピンの硬軟を交えたアタックと自らのミスで5-8とこの試合で初めてリードを許し、1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。しかし、その後は南波美紅や比金みなみの効果的なサーブでフィリピンのレセプション(サーブレシーブ)を崩すと、山内、井上愛里沙の相手ブロックを弾くアタックで一気に点差を広げた。最後は途中出場のキャプテン・村永奈央が強烈なアタックを決めて、25-15と第3セットを奪い試合を締めくくった。
◆順位決定予備戦(1-8位) 順位表(5月4日終了時点)
【E組】
1位 日本(勝点6、2勝0敗)
2位 チャイニーズタイペイ(勝点3、1勝1敗、セット率=1.333)
3位 イラン(勝点3、1勝1敗、セット率=0.750)
4位 フィリピン(勝点0、0勝2敗)
【F組】
1位 中国(勝点5、2勝0敗、セット率=3.000、得点率=1.336)
2位 タイ(勝点5、2勝0敗、セット率=3.000、得点率-1.152)
3位 韓国(勝点2、0勝2敗)
4位 インド(勝点0、0勝2敗)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝 |
3 | 24 | 26 | 25 | 25 | – |
チャイニーズタイペイ 1敗 |
1 | 26 | 24 | 23 | 10 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦第2戦。C組の日本はチャイニーズタイペイと対戦した。8月にトルコで開催される「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」の出場権を獲得するためには、1次リーグ戦1位通過は必須条件であったが、その前に近年強化が目覚ましいチャイニーズタイペイが大きく立ちはだかった。チャイニーズタイペイのスピードと変化のあるサーブや、思い切りのいいスパイクに前半は大いに苦しまされた日本だったが、後半に入り心理的、体力的なスタミナでチャイニーズタイペイを上回ると、セットカウント3-1と辛くもチャイニーズタイペイを突き放し、1次リーグ戦2連勝。5月3日に行われる同リーグ戦最終戦の結果を待たずにC組1位通過を決めた。次戦は5月4日(現地時間)14時より、順位決定予備戦(1-8位)E組で、1次リーグ戦A組を2位で通過したチームと対戦する。
第1セット、序盤はキャプテン・村永奈央のスパイクが小気味よく決まり、12-6と一気にリードした。しかし、ここからチャイニーズタイペイのバックアタックを絡めた両サイドからのアタックが機能しはじめ、じりじりと点差を詰められた。一時は20-15とほぼセットをものにしたかと思われた日本だったが、24-23とセットポイントを握りながらも連続アタックミスを犯して、24-26とされ第1セットを失った。
第2セット、間橋香織を立ち上がりから起用し、ローテーションにも変化を加えて臨んだが、第1セット終盤の接戦を彷彿とさせる展開が続いた。チャイニーズタイペイのサーブにレセプション(サーブレシーブ)も苦しめられ十分な攻撃が展開できない中、村永や間橋のアタックで対抗し、24-24のデュースに持ち込んだ。最後は兒玉仁美のブロックポイントと南波美紅の効果的なサーブで26-24として、第2セットを逆転でものにした。
第3セット、序盤は依然として果敢な戦闘精神を維持するチャイニーズタイペイの勢いに押され、一時は8-14とリードを許した日本だったが、柴田真果、村永の効果的なサーブや、間橋のアタックで9得点、ブロックで3得点という獅子奮迅の活躍で得点を重ねると、最後は25-23と追いすがるチャーニーズタイペイを突き放し、接戦ではあったが第3セットを奪取した。
第4セット、接戦となった第3セットを取って若干余裕の出た日本。セッター・柴田のバランスよくアタッカーにトスを配給する本来の攻撃スタイルが功を奏して、一気に20-9とした。終盤は南波の連続サービスエースなどが決まり、25-10で第4セットを奪った。
◆1次リーグ戦最終順位
【A組】
1位:イラン(勝点5、2勝0敗)
2位:フィリピン(勝点3、1勝1敗)
3位:カザフスタン(勝点1、0勝2敗)
【B組】
1位:中国(勝点6、2勝0敗)
2位:インド(勝点3、1勝1敗)
3位:マカオ(勝点0、0勝2敗)
【C組】
1位:日本(勝点6、2勝0敗)
2位:チャイニーズタイペイ(勝点3、1勝1敗)
3位:モルディブ(勝点0、0勝2敗)
【D組】
1位:タイ(勝点5、2勝0敗)
2位:韓国(勝点4、1勝1敗)
3位:ウズベキスタン(勝点0、0勝2敗)
5月1日 日本×モルディブ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
モルディブ
1敗
0
4
11
3
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23 女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦第1戦。C組の日本はモルディブと本大会初戦を戦った。大学生7名に加えV・プレミアリーグの選手5名を加えたチーム編成で臨んだ日本は、終始主導権を握り全選手がコート上でのプレーを経験。セットカウント3-0のストレートでモルディブに勝利し、本大会の初戦を勝利で飾った。次戦は5月2日(現地時間)18時30よりチャイニーズタイペイと1次リーグ戦2戦目を戦う。(※5月2日の試合時間が、先日プレスリリースにてご案内した「14時」から変更になっています)なお本大会の優勝チームと準優勝チームには、8月12日(水)から19日(水)までトルコのアンカラで開催される「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」の出場権が与えられる。
第1セット、日本は初戦の硬さもまったく見られず、セッター・柴田真果が配給を散らして相手に的を絞らせない。山内美咲と坂本奈々香の両サイドからのスパイクや三浦茉実や間橋香織のサーブで得点を加えた日本は25-4で第1セットを先取した。
第2セット、前半モルディブを圧倒していたが、後半は日本もミスが目立ち始めた。2枚替えなど積極的なメンバーチェンジが効果的に機能し、攻撃力の勝る日本が25-11と2セットを連取した。
第3セット、キャプテン・村永奈央を起用。好調を持続する日本は、兒玉仁美がこの試合初のブロックポイントを決めると、計4本のブロックポイントを記録。また南波美紅が8本のサービスエースを奪うなど圧倒的な内容で、第3セットを25-3で取った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
モルディブ 1敗 |
0 | 4 | 11 | 3 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1回アジアU-23 女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦第1戦。C組の日本はモルディブと本大会初戦を戦った。大学生7名に加えV・プレミアリーグの選手5名を加えたチーム編成で臨んだ日本は、終始主導権を握り全選手がコート上でのプレーを経験。セットカウント3-0のストレートでモルディブに勝利し、本大会の初戦を勝利で飾った。次戦は5月2日(現地時間)18時30よりチャイニーズタイペイと1次リーグ戦2戦目を戦う。(※5月2日の試合時間が、先日プレスリリースにてご案内した「14時」から変更になっています)なお本大会の優勝チームと準優勝チームには、8月12日(水)から19日(水)までトルコのアンカラで開催される「第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会」の出場権が与えられる。
第1セット、日本は初戦の硬さもまったく見られず、セッター・柴田真果が配給を散らして相手に的を絞らせない。山内美咲と坂本奈々香の両サイドからのスパイクや三浦茉実や間橋香織のサーブで得点を加えた日本は25-4で第1セットを先取した。
第2セット、前半モルディブを圧倒していたが、後半は日本もミスが目立ち始めた。2枚替えなど積極的なメンバーチェンジが効果的に機能し、攻撃力の勝る日本が25-11と2セットを連取した。
第3セット、キャプテン・村永奈央を起用。好調を持続する日本は、兒玉仁美がこの試合初のブロックポイントを決めると、計4本のブロックポイントを記録。また南波美紅が8本のサービスエースを奪うなど圧倒的な内容で、第3セットを25-3で取った。