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2017.06.11国際大会

韓国にストレートで快勝し高崎大会を3連勝で終了 FIVBワールドリーグ2017

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 男子バレーボールの国際大会「FIVBワールドリーグ2017」の予選ラウンド第2週高崎大会は、6月11日(日)に高崎アリーナ(群馬県)で大会最終日を迎えました。今大会に出場している全日本男子チーム・龍神NIPPONは韓国と対戦し、セットカウント3-0(25-18、25-18、25-20)のストレートで勝利。大会通算成績を4勝2敗としました。

 

 日本ラウンド最終戦の相手は韓国。日本は9日(金)のトルコ戦と同じメンバーに戻してスタートしました。1セット目は、前日のスロベニア戦でも要所でポイントをあげた柳田将洋選手(サントリーサンバーズ)の連続サービスエースで好スタートを切ると、藤井直伸選手(東レアローズ)のツーアタックや大竹壱青選手(中央大学4年)のスパイクが決まり、韓国にリードを許すことなくセットを先取しました。2セット目は逆に、韓国の連続サービスエースを許す立ち上がりとなりましたが、その後は相手のミスもあってリズムを渡すことはなく、逆転に成功します。石川祐希選手(中央大学4年)のバックアタックや山内晶大選手(パナソニックパンサーズ)のサービスエースもあり、点差を広げてセットを連取しました。3セット目に入っても日本の勢いは衰えず、16-16からは大竹選手の3連続得点や柳田選手のサービスエースで突き放すと、最後はブロックで25点目。高崎大会3連勝、スロバキア大会から数えると4連勝を飾りました。

 

◆中垣内祐一監督

「スタートから柳田のサービスエースで、1セット目から自分たちのペースで進めることができた。自分たちのしたいことができたかな、という気がする。3連勝はできたが、相手のミスに多く助けられているし、まだまだなすべきことができていないところも多々あるので、気を引き締めて戦っていきたいと思う」

 

◆柳田将洋選手

「立ち上がりにしっかりと自分たちのバレーを展開することができたので、そこから相手にプレッシャーをかけることができた。相手のサーブにはそれほど脅威を感じなかったので、自分たちらしいバレーを展開してストレートで勝つことができた。課題はあるが、勝ちを自信につなげて中国大会もいい結果を求めて戦いたい」

 

◆李博選手

「1セット目からとてもサーブが走っていて、いいムードで集中してできていた。ブロックとレシーブの関係も非常によかったので、また継続して頑張っていきたいと思う」

 

◆石川祐希選手

「今日は自分としては全然よくなかったが、他の選手がよかったお陰で、3-0で勝つことができた。自分としては来週しっかり調整と修正をして臨みたいと思う」

 

◆キム,ホチョル 韓国監督

「完敗だった。思っていたよりよくできなかった。2日間フルセットを戦った後で体力的にも厳しい状況だった。最も大切なサーブレシーブがうまくいかなかった。次に日本と戦う機会に向けては、しっかり準備したいと思う」

 

 高崎アリーナでは日本と韓国の試合に先立ってスロベニアとトルコの試合が行われ、スロベニアがトルコにセットカウント3-1(25-23、25-22、26-28、25-21)で勝利しました。各チームの大会通算成績は、スロベニアが5勝1敗、トルコと韓国が3勝3敗、日本は4勝2敗となっています。予選ラウンドは残り3試合となり、5勝1敗のスロベニア、4勝2敗のスロバキア、そして日本などがファイナル4進出に向けて一歩リードしています。

 

◆グループ2順位表

FIVBウェブサイト

 

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 龍神NIPPONは次週、昆山(クンシャン)で開催される中国大会に出場します。中国大会では日本時間6月16日(金)16:00オーストラリア、17日(土)16:00にトルコ、18日(日)20:00に中国と対戦します。オーストラリアとトルコとはすでに対戦しており、中国とは今大会初対戦となります。

 

 なおBS-TBSでは、中国大会の3試合が放送されます。16日(金)・オーストラリア戦と17日(土)・トルコ戦19:00より録画放送、18日(日)・中国戦は19:54より生中継されます。引き続きテレビの前からも龍神NIPPONへの応援をよろしくお願いいたします。

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